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2050年

サッカーワールドカップ始まりましたね。
生まれて初めてW杯開会式を観ました。TV視聴ですけども。

ぼくが初めてW杯の試合を観たのは、高校生だった1986年。
マラドーナが神になった大会です。いろんな意味で。笑

イングランドとアルゼンチンの準々決勝は、フォークランド紛争などで国交断絶してた両国の代理戦争的な文脈もあって、なんだか緊張してみていた覚えがあります。そういうこともあって、この時期にシーハリヤー(英軍の戦闘機)の映像をやたら見た気がします。

で、昨夜のテレビに戻ります。
森保監督のインタビューの中で、JFA(日本サッカー協会)が2050年に日本代表のワールドカップ優勝を目標にしていることに触れました。

JFAの目標2030より

ホームページによると、これは2005年に掲げられた「JFAの約束2050」のことなんですが、優勝するのに45年越しの構想をしているんです。個人的には超絶驚きました。

え!そんな先のことなんですか?
なんだったら、その時の代表選手の親さえも生まれてない時からの、気の遠くなるような目標です。

この意味を考えてみました。
ぼくはサッカー業界のことを語れるほどの知識などは持ち合わせていないので、この45年という時間の持つ意味です。

サッカーの強い国にするには、いろんな課題が考えられます。
構造化できないので、思いつきであげてみます。

  • 指導者の育成

  • プレイヤーの育成

  • 育成システムの構築

  • 競技人口を増やすこと

  • サッカー愛好者を増やすこと

  • サッカー経済圏を強固にすること

など。まぁ、適当です。笑
サッカー好きな人とビールでも飲みながら語ってみたいですね。お付き合いいただける方は連絡くださいー。

適当とはいえ、妄想しながら考えてる中で、ひとつの気づきがありました。

一人の指導者の育成だって、5年、10年はかかる。
その指導者をプレイヤー時代から、価値観や戦術眼などを育成していくとなると更に30年。(子供時代〜現役引退までだいだいそんな感じ)

サッカー業界全体で底上げするとなると、全てを取り巻くステークホルダー(幅広い関係者)のコンセンサスを取るのに、更にどれくらい時間がかかるものなのか、想像もできない。クラクラします。笑

おや?これはサッカー業界に限らず、企業や組織も一緒ではないでしょうか。

たった1つの頭抜けた戦略や大きな成功などは、きっかけになるかもしれないけど、それだけでは卓越した企業にはなれない。おそらくすべての関係者の理解や共感なしには、継続的に成果を出し続けることは難しいでしょう。

まぁ当たり前のことしか言ってないのですけど。笑
ぼくにはすごい発見に思えました。

卓越した能力を持つプレイヤー、それだけでは優勝できないんです。バロンドール常連のメッシやロナウドが一度も優勝してないことからも証明されてます。

チームを支えるもの、構成するもの、運営、戦術などなど。それら全てをベストな形にチューニングしていく気の遠くなるような作業が必要だと想像できます。

ということで、日本代表チームはどの道のりまで来てるのかなんて確認しながら、TV観戦を楽しみたいと思います。
寝不足にご注意。笑

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