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2024.3 往復JALファーストクラスで行くNY・WDW旅行の記録(その10;WDW2日目(AK・EC)編)

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2024/3/6(水)

天候:未明に雷が鳴っていたものの日中は終日晴れ(滞在中雨具使用せず)
気温:滞在中ずっと、早朝深夜はやや涼しいが基本的に半袖1枚で過ごせる
この日のパーク開園時間
 Magic Kingdom:9-22
 Epcot:9-21
 Hollywood Studios:9-21
 Animal Kingdom:8-18
この日行ったパーク
 AK→EC

入園まで

この日はNew Yorkから続く連日の疲れを考慮し、遅めスタートの早め撤収の日とした。特にAnimal Kingdomは週末から翌週は20時閉園だったが、この週の平日は18時閉園だったので人も少ないのではないかと考え選択。

それでも起きたのは9時半過ぎで、日ごろ超夜型人間の筆者としてはかなり早い。のんびり準備をするため11:00のバスを取ろうとしたが、起きてすぐ見ても既に満席である。昨日の適当さを見るに「行けるだろ…」と思い12:00のバスを一旦予約。
のんびり準備して11:00にバス乗り場へ行くと、案の定12:00の予約でも乗ることができた。(1人だから融通が利いているという説もあるが。)そもそも、宿泊者は無料で予約できるコードを渡されていてキャンセルのペナルティも特に無いので、概数の事前把握以外の意味は本当になさそう。
前日朝のバスはパーク直行だったが、この便は近隣の非直営ホテル数軒を回って拾い集めてからパークへ向かった。
非直営ホテルのバスなので例によって直営ホテルとは違うところに着くが、Animal Kingdomの場合、TTCからモノレール乗継が必要なMagic Kingdomほど遠くはなく、歩く距離にしてせいぜい数十から100m程度長いだけである。

この日の戦闘服

Disney's Animal Kingdom

Animal Kingdom概観

ここAnimal Kingdomは、地球上の様々な地域の動物や、恐竜などの生き物をテーマとしているパークで、広大な土地を利用して本物の動物が飼育されているという点を中心に、世界でも類例を見ないディズニーパークである。開園は1998年4月で、WDWにある(ウォーターパーク以外の)4つのパークでは最も新しい。(因みに、舞浜のTDLが1983年4月、TDSが2001年9月)
エリア区分としては以下のとおり。
Oasis:入ってすぐの、インフォメーションやショップなどが並ぶエリアで、TDLで言うワールドバザールやTDSで言うメディテレーニアンハーバーだが、規模はやや小さめ。小動物が展示された区画がある。
Discovery Island:Oasisを抜けると必ず通ることになるエリアで、島状になっており各エリアと橋で結ばれている。中央にパーク自体のシンボルである The Tree of Life という木(こちらは人工物)が据えられていて、その周りに動物の展示、シアター型のアトラクション、グリーティング施設など。
Pandora - The World of Avatar:入って左手前にある、映画『アバター』の舞台である惑星パンドラを再現したエリア。2017年5月に開業した比較的新しいエリア。
(なお、アバターはディズニー映画ではなく、オープン時点では20世紀フォックス社とのライセンス契約に基づいて運営されていた。その後、2019年にディズニー社が20世紀フォックスを買収したが、このエリアにはディズニーキャラは登場しない)
Africa:入って左奥にある、その名の通りアフリカをテーマにしたエリア。個人的にはこのパークのメインエリアだと思っている。本物の動物が放し飼いにされた大草原をジープで巡るアトラクションがある。
Rafiki's Planet Watch:物理的にはパーク本体と少し離れた場所に独立して存在する小エリアで、園内鉄道のアトラクションに乗ってしか行くことができない。小動物と直接触れ合える、主に子供向けの動物園的なエリア。(2018年の前回訪問時には行ったが、今回の滞在中は行かず)
Asia:入って右奥にある、その名の通りアジアをテーマにしたエリアだが、インド・ネパールあたりからタイ・カンボジアあたりまでの南・東南アジア付近がテーマなので、中国(の沿岸部)や日本は出てこない。AKで数少ない「ディズニーっぽい」ライドタイプのアトラクションも幾つか。
DinoLand U.S.A.:入って右手前にある、恐竜をテーマにしたエリア。子供向けの小型アトラクションが多い。2024年8月にリニューアルが発表され、2024年秋にクローズ、2027年に中南米をテーマにしたPueblo Esperanzaという名称のエリアになる。この計画、執筆してて知った。あれが最後だったのか……

キャラグリ;チップとデール(恐竜)

11:35頃にAnimal Kingdomのエントランスに到着。エントランスでPhoto Passカメラマンに写真を撮ってもらった後、入園してまずDinoLand U.S.A.でのチップとデールのグリーティングへ向かうことにする。ここで恐竜に扮したチップとデールのグリーティングがあることは2018年の訪問時にも知っていたのだが、何故かその時はそのグリーティングがやっていなかったため(日本より運営が適当なので、残念ながらそういうこともあり、諦めるしか無い……)、存在を知っているのに会うことができずにいたのである。6年越しのリベンジである。

そもそもであるが、ディズニーパークでのキャラクターグリーティングは、(カリフォルニアもフロリダもパリも香港も行ったが)東京が世界で断トツで条件が厳しい。具体例を挙げれば、触れ合える時間に制限がある(写真は基本1枚)、一部の常設施設での整列を除いて出現は完全にランダム(その日の何時に何処に誰が出るのか非公開で、キャストに訊いても一切教えてもらえない)、等々。その他の言語化しづらい要素も含めて、とにかくキャラと触れ合う難易度が高く、自由度が低い。どれもこれも、日本はそもそも混雑が激しい上に熱狂的なファンが多いのが理由である。
特に、筆者が愛してやまないチップとデールに至っては、2匹で1つの存在である(流石に舞浜でも、数m離れてグリーティングをするものの、片方が単体で出ることは無く、出現する際には必ずペアである)。にもかかわらず、挟まれて3人で写真を撮ることすら、日本では特殊なイベントか、余程運が良くない限り、まず叶わないのである。
舞浜には、ミッキーの家のように並びさえすれば確実に会える常設のグリーティング施設でチップとデールが出てくるものは無く、ゲリラ的なグリーティングでも整列スタイルはごくごく稀(オタクネットワークで情報収集しても1年に1度あるか無いか、年パスを5年持っていたが自分で遭遇したことは一度も無い)である。このため、会う方法はフリーグリーティング(フリグリ)と言われるものに限られる。即ち、偶然出てくるところに出くわして、列も無いままにキャラを囲んで呼び掛け、運良く指名される、という具合である。ところが、上述のとおりチップとデールはフリグリでは数m離れて別々に行動するため、余程の閑散期に、偶然にも周囲に殆どゲストが居ない、という状況でもない限り、挟まれて1枚の写真に収まることはできないのである。

ところが、このような状況は世界で見ても舞浜だけが異常・異例である。それ以外の海外パーク(上海のみ行っていないが、十中八九、舞浜以外と同じであろう)では、常設施設以外のその辺で出てくるキャラクターであっても当日の出現スケジュールがアプリで公開されており、その都度キャストによって列が作られる(このため、日本で言う「フリグリ」自体が殆ど無い)。一定数並べば列が締め切られることはあるが、開始時刻前に並んでいるような人は殆どおらず、特に混乱も起きる様子が無い。並べさえすれば1人あたりの時間制限を感じることも無く、(勿論常識的な範囲でだが)気が済むまで触れ合える。キャストにスマホを渡して撮影をお願いして、後で見てみたら数十枚の写真が撮られている、というのもよくある話である。
とにかく、舞浜とそれ以外で「キャラグリ」の概念が違い過ぎるのである。

前置きが長くなった。そんな日本の常識から考えると天国のようなグリーティングを愛すべきチップとデールと行うべく、DinoLand U.S.A.にある施設へ向かった。パークのシンボルであるThe Tree of Lifeの前でPhoto Passカメラマンに写真を撮ってもらった後、途中でカールじいさんに出てくるケヴィン(デカい鳥)とダグ(犬)を見かけたが一旦は彼らには目もくれず栗鼠へ直行。11:45にはチデの施設に到着した。アプリでは次の出現は12:00となっているが、誰も並んでいない。天国か???
設定としては、遊ぶのが大好きな新種の恐竜 "Chipmunk-o-Saurus"(リスザウルス、とでも訳すべきか)が居るので、一緒に遊ぼう!というものである。遊びたい。
程なくして、予定の12:00より10分ほどフライングして、2頭のChipmunk-o-Saurusが現れた。かわいい。こちらの服装・カバンに対して驚きを隠せない栗鼠たち。次のゲストも来ないので、3分以上チデを独占し、お喋りしたり写真を撮ったりシャツにサインを貰ったり(いま着ている服にはしてくれないのは日本と同じなので、サインを貰う服は着ている服とは別に用意する)して戯れる。
次のゲストが来たところで一旦退出し、羽織っているシャツを着替えて再び並ぶ。それでも1,2組しか並んでいないため3分もすればまた自分の番である。ループするようなオタクは居ないため、後ろのゲストはまだ来ない。また戯れる。サインを貰う。
結局3度並んだが、11:50から12:20の約30分のうち、並んでいた・着替えや荷物の整理をしていたのは合計10分未満、栗鼠と直接触れ合っていたのが20分以上である。ここが天国か。サインもシャツ3着それぞれにチップとデールの両方貰えた。サイン自体は舞浜でも貰えなくはないが、機会と1度に貰える数という意味で、同じ数を揃えるのに非常に手間と時間(とお金)がかかる。

一旦気が済んだので、ペットボトルの水(500mLくらいで1本3.75USD≒560円!)を買って水分補給しつつ、パーク中央へ戻る。

到着したのが少し遅かったので、エントランス外にもカメラキャストが
Nihon-Go


カメラキャストによく「そのカバンを前に出して」と言われる
Magic Shotでモアナのアホ鳥が乗った
Dinoland U.S.A.の入口
高まる
ここに現れるのを待つ

一般にはこんな感じのグリーティングである

頭を抱えてほぼドン引きされる
サインを書いているところ
一旦羽織っているシャツを交換した後
(着ている服にサインしてはもらえないのは舞浜と同じ)
可愛い注意喚起

Kilimanjaro Safaris

公式サイト

さて、アプリで各アトラクション等の待ち時間を見ると、Animal Kingdomのメインとも言えるアトラクションであるキリマンジャロ・サファリが10分待ちだったので向かうことにする。パークのちょうど反対側なので、中央にあるディスカバリー・アイランドを右回りで5分少々歩いて到着。道中では、船上のライオンキングのティモンとラフィキに遭遇した(これらは橋の上から見下ろすだけで直接は触れ合えないが、アプリ上ではグリーティングに含まれている。一見すると間近で触れ合えるタイプの通常のグリーティングのように見え、知らないと区別ができないのでやや注意が必要)。
12:25にキリマンジャロ・サファリ入口に到着、待ち時間は変わっておらずスタンバイ10分待ちの表示だったが、実際にはそれより短くほぼ直乗りで乗車した。

アトラクションの乗り場は、他のライド系のディズニーアトラクションと変わらない構造・方式(足元に番号のある乗車列に案内され、ライドが来たら乗り込む)だが、乗車するライドは自動制御ではなくキャストが直接手動で運転するジープであり、レール等も特に無い、自動車である。これで、パーク内のゲストが歩ける部分よりもずっと広い区画を探索し、そこに放し飼いにされている動物たちを見に行く。要は、完全にサファリパークである。車両は金網やガラスは特に無く、頭上の屋根とそれを支える柱を除けば剥き出しの構造である。恐らく、地面からはかなりの高さがある&アクセルを踏めばスピードが出ることで安全性が保たれているのだろう(特に怖い思いはしない)。
2018年の訪問時にも複数回乗ったが、相手が生き物であるため、乗る度に体験できることが変わる。実際に見られるかはともかくとして、居る動物としては、ライオン、アフリカゾウ、キリン、サイ、カバ、ワニ、シマウマ、チーター、ハイエナ、オカピ、ダチョウ、ペリカン、フラミンゴ、ヌー、等々、「いそう」な動物は大抵揃っている。運が悪いと寝ている動物ばかりであまり動いている姿を見られない場合もあるが、こればかりは仕方無いし、それも含めてこのアトラクションで得られる体験だと割り切ることになる。1回だけ行くなら朝のうちに行く、滞在中に複数回行ける機会があるのであれば時間帯を変える、等するのが良い。

なお、ジープは悪路の走破性能が高い代わりに快適性がかなり犠牲になっており、たいへんよく揺れる。速度は遅いため乗り物酔いの心配は特に無いが、写真を撮るのが難しい。そもそも動物は数十メートル程度は離れているためスマホのカメラではかなり小さく写るし、一眼レフカメラで望遠レンズを使っても、拡大すればするほどジープの揺れで画角に収めるのが非常に難しくなる。ただ、走路と動物がいるエリアに特に溝や柵は無いので、余程運が良ければ間近で見られる・撮れるかもしれないが。
途中で状況によって止まったり徐行したりもするので乗車時間は一定では無い気がするが、20-30分ほどである。この時はキリンが走路を横断しており、その後ろにジープの渋滞が出来ていた。運転手のキャスト曰く、giraffic jamとのこと。恐らく鉄板ネタなのだが、これにはゲスト一同大爆笑。
この時は、30分ほどの乗車で13:05頃にアトラクションを退出した。

橋上から見下ろすだけの形のグリーティング
アプリ上では通常のグリと区別できないので注意
キリマンジャロサファリの入口
乗り場はいたって普通のアトラクションだが、車両は軌道も無い自走するジープ
丁寧なtipsまで
走っているところはこんな感じ
ここからの動物写真は一眼で撮ったもの
ブレるので、載せているのは上手く撮れたごく一部のみ
サファリは幾つかのエリアに分かれており、境界部にはこのような若干緩いチェーンがある
タイヤはこの上を通過していくが、動物は足を取られて逃げられないようになっている
キリン
舌が長い
別のゾウ
水を吸い上げて飲む動作の一部始終を見ることができた
サイ再び
ライオンは日中は寝ていることが殆ど
夫婦そろって昼寝中
イボイノシシ
プンバァのイメージよりはかなり小さい(ティモンが小さすぎてイメージがデカい説)
キリマンジャロサファリ出口にいたカメラキャストに撮ってもらった
Africaエリアの街並み
Africaエリアの街並み

Featherd Friends in Flight!

公式サイト

キリマンジャロサファリを出た付近はパークの(徒歩で行ける)一番奥に近く、ここから更に行き止まり方向へ進むとゴリラ等の動物を見ることができる。ただ、そこは6年前の滞在でも見たことと、檻の中であり言ってしまえば日本でも見られる光景だなということで、パーク中心部方向へ戻りつつ歩くことにした。最初はこのパークで最大のスリルライドであるエベレストへ向かおうとしたが、ちょうどAfricaエリアとAsiaエリアの境目付近の近くにステージショーができる半屋外シアターがあり、その前を通り掛かったので観ることにした。

Featherd Friends in Flight! というショーで、その名の通り様々な鳥が出てくるショーである。リアルチキルーム。通り掛かったのが13:15頃で開演は13:30と15分前であるが、前方中央のブロックが混み合っている以外は好きな席を選べるレベル。

ディズニーキャラクターは特に出演せず純粋に鳥たちの曲芸ショーなので、アニマルキングダムらしいと言えばらしいショー。その分、ディズニーが好きで日本からアメリカを訪れていて時間に限りがある場合は、優先度は比較的下がるだろう。
筆者は鳥は詳しくはないし特段めちゃくちゃ好きという訳でもないのだが、せっかくなので観賞することにした。特にアメリカの国章等にも描かれているハクトウワシは格好良かった。(その後、地元名古屋の東山動物園にも居ることを知ったw)

ステージ全景
ハクトウワシ

ショーはこんな感じ。出てくる鳥の種類は多少違いそう。

Kali River Rapids

公式サイト

ショーは25分ほどで、13:53頃には終了して退出。そのまま近隣をうろつく。この付近にも奥まった行き止まりのエリアにトラやコモドドラゴン等のアジアの動物が展示されている区画があるが、こちらも6年前に来た際に見たので今回はパス。(なお、2024年から日本で唯一コモドドラゴンが飼育されているのがまたしても地元名古屋の東山動物園らしい。東山動物園すげえ)

やって来たのはKali River Rapidsという、円形のボートに12人が中央を囲むように向かい合って座り、そのまま回転しつつ急流を下ってずぶ濡れになるというアトラクションである。日本には無いタイプのアトラクションであり前回もかなり楽しかったので結構楽しみにしていたのだが……
アプリに待ち時間が出ていなかったので少し嫌な予感がしつつ現地へ向かうと、予告なしのリハブ(施設の改修・メンテナンスに伴う休止期間)であった。舞浜の場合、このような休止情報は概ね半年ほど前から公式サイトで公開されており、殆どの場合その期日がズレることもない。しかし海外パークは直前に公表されたり、公表されている予定が直前に変更になったり、今回のようにどこにも情報が出ていないのに現地に行ってみるとやってない、ということがしばしばある。海外から遠路はるばるやってくる側からするとたまったものではないが、こればかりはどうしようもないのである。

こういったリハブの場合、舞浜では現地には仮囲いや看板で案内はあるものの当該施設のキャストは居ない(その間は別の施設に応援で勤務したり、休みを取ったりしている)のが通例であるが、今回は当該施設のコスチュームを着たキャストが現地に居たので話を聞いてみた。今回のリハブは期間が数週間とのことで、滞在中の別日に行くことも叶わず。特に緊急や臨時ではなく計画されたリハブだったのだが、公式サイトやアプリに情報が出ていないことも現場のキャストは把握していて、「載せてとは言ってるんだけどね……」と謝られた。残念。

本当はこの柵の向こう側がライドエリア
アトラクション入口部分

本当はこんな感じのアトラクション

Expedition Everest - Legend of the Forbidden Mountain

公式サイト

Kali River Rapids に乗れなかったため、そのままAsiaエリアを進み、ショーの前から行く予定だったExpedition Everestへ。エベレストの山中を進むという設定のジェットコースタータイプのライドで、ディズニーにしてはそこそこスリル性が高い。ちょうどアトラクションの雪山を背景にできる場所にPhoto Passカメラマンが居たので写真を撮ってもらった後、スタンバイエントランスへ。14:00ちょうどに20分待ちで並び始め、実際には15分で乗り場まで到着した。

※この項には日本に無いアトラクションのネタバレが含まれるためご注意ください※
キューはヒマラヤの登山者のベースキャンプ的な基地という設定らしく、登山に必要な道具や、現地人の暮らしや文化、生息する動物、登山チームを支えるスタッフの仕事などを伝える写真や物品が展示されている。この辺の展示品のうち暮らしや文化に関する部分や、そもそものキューの装飾全般等を日本人から見ると、自分たちの文化に(少なくとも欧米のそれよりは)近いという印象は受けるものの、やっぱり中国や韓国に対して感じる近さとは全然違うよなぁ、というような感想を持った。当たり前と言えば当たり前なのだが、緩いアジアの繋がり。

それらのキューでの展示の中に、イエティ(雪男)伝説にまつわる民芸品、イエティのものとされる足跡、遭難した人が残した装備品の残骸なども意味ありげに置かれており、これがライド本編の伏線となっている。
ライドは1編成34人乗り(横2人×3列×6両で、最後尾の車両のみ2列の17列)で、ディズニーにしてはそれなりに激しい落下をするが安全バーは肩ではなく膝のみのタイプ。乗り場に着いた後、グルーパーキャストには最前列を希望する旨を伝え、1台見送って乗車。
最初に屋外で軽い巻き上げと落下があった後、メインとなる巻き上げで神殿のような半屋内のところを通過しつつ、雪山の上へと登っていく。頂上付近ではAnimal Kingdom中央のThe Tree of Lifeとその周辺に広がるパークの森、そしてその周囲一面の緑を一望できる。
そのまま落下するかと思いきや軽い下りで洞窟を潜り抜け、その先で、レールが何者かに引きちぎられたような形で途切れている。ここでコースターがしばらく停止した後、後ろ向きに落下していく。停止中にレールの進路が切り替えられており、スイッチバックのような形で洞窟内の別のレールを進むことになる。
洞窟の中で再度一時停止し、レールを引きちぎるイエティの姿(の影)を目にした後、進行方向を前進に戻して二度目のスイッチバック。すぐにメインの大落下を経て、イエティの咆哮を聞きながら洞窟内を進んで終了となる。
乗車時間は3,4分で、14:20には出口のショップへ戻っている。

このアトラクションはそこそこ混んでいることが多いが、出てきても20分待ちだったため、そのまま2回目へ。14:21に20分待ちで並ぶ。今度は最後列で乗ろうかと思ったのだが、並んでいる間にすぐ後ろにいた親子に話し掛けられ(チップとデールにまみれたカバンの吸引力が凄い)、ずっと喋っていたらあっという間に乗り場に到着。二度目は乗り場まで10分ほどだった。そして、二度目の乗車で乗り場に着いて初めて、このアトラクションがシングルライダー(1名の場合は別レーンで早く乗れる制度)対象であることに気付いたのである……まあこんだけ空いてたらほぼ意味無いので良いが。
最後列にそこまで強いこだわりも無かったので、親子と喋っていたそのままの流れで普通に乗車。

近くで撮ってもらったMagic Shot
アトラクションのメインの落下
アトラクション入口
キューエリア内装
キューエリア内装
イエティ関連の像など
失踪・遭難した人の装備品
動物
イエティを実物のものとして描いている訳ではなく、他の動物と間違えただけという説も存在する体である
登山チームを支えるスタッフたちの紹介も
ロードエリア
ライドショットあり
身長制限のサインはイエティの足
出口にあるショップにはこんなグッズも

キャラグリ;チップとデール(恐竜)2回目、ダグ、モアナ、ミッキーとミニー

さて、時刻は14:40頃、次の予定をどうしようかと一旦パークを右回りに進み、エベレストのすぐ隣にあるシアター(ニモのショーがやっているところ)近くのベンチに座って各種スケジュールを見て考える。そこで流れてきたBGMが、TDSで2004年から2010年まで行われていた夜のハーバーショー「ブラヴィッシーモ!」のメインテーマであるSwept Awayだった(但し歌詞は無いアレンジ)。気付くのが遅かったので録音等はできていないが、こうして世界中のパークでの音楽が他のパークで何気ないBGMとして使われている例はしばしばあり、この滞在中で何度かこういう体験をした。舞浜では終了したショーの曲を聴くことは基本的にできないので、貴重である。

結局あれこれ思案し、Animal Kingdomのキャラクターグリーティングを回ることにした。このパークで会えるのは(前述の船上に現れるのを遠目に見るパターンを除くと)、

  • ミッキー・ミニー(ペア)

  • ドナルド

  • デイジー

  • チップ・デール(ペア)

  • ダグ(カールじいさんの犬)

  • ラッセル(カールじいさんの少年)

  • ケヴィン(カールじいさんの鳥)

  • モアナ

である。このうちカールじいさんの3人とモアナは、日本ではショーやパレードへの出演はあるもののグリーティングは無い(ダグとラッセルは過去のTDSのピクサーのイベント期間中には会うことができた)ため貴重。
と思いつつ、各キャラクターの登場時間を勘案すると、次は15:00開始のチップとデールが時刻も場所も至近だったため、1日2度目であるが会いに行くことにした。
途中で見掛けたキャストのピントレ(前回記事のエプコット到着時の項を参照)のボードでピンを交換しつつ、14:57頃にDinoland U.S.A.にある栗鼠ザウルスの遊び場に到着。今回は12:00の回と違って先に並んでいるゲストが居たが、それでも5,6組で、15:13には自分の番が回ってきた。相変わらずの大歓迎を受けた。可愛い……
他のゲストも居たので常識的な範囲でのグリーティングだったが、お話ししたり自撮りをしたりで3分ほど戯れた。

時刻は15:18頃、その足で次は橋を渡ってDiscovery Islandへ。橋を渡ってすぐのところにモアナのグリ施設があるが、モアナは15:30までだったので一旦スルーし、すぐ近くにある15:10の回が最後のダグへ向かう。ここはダグとラッセルが30分毎に交互に出てくるのが基本で、午後は毎時10分がダグ、40分がラッセルで、ラッセルは14:40の回が最後なのでこの日は終了済、ダグも15:10開始の回が最終で、これにギリギリ間に合った形である。列も短くモアナはこの後でも間に合うと判断して並んだ。実際に待ったのは5分も無いくらい、15:23にはダグに会うことができた。

続いて至近のモアナへ向かう。モアナは現地の常設施設の看板の案内では15:30までと書いてあり、到着したのは15:26だったので並べた。舞浜だとこの手の看板に記載しているのは運営時間で、実際には待ち時間分だけ早く列が締め切られる(ラインカット)のだが、少なくともこのタイミングでは並ぶことができた。ちょうど施設の真裏がバックステージへ繋がる水路になっており、並んでいる途中に、水上グリを終えて帰るところのポカホンタスやスクルージ、そして彼らと絡むモアナも遠目ではあるが見ることができた。グリーティングができたのは15:57で、結局30分ほど並んだことになる。モアナはアメリカでは特に大人気である。どこから来たか訊かれて、自分も遠い海を越えてきたよ、というようなことを話した。

続いて、待ち時間を確認し、同じくDiscovery Island内の至近にあるミッキーとミニーのペアグリができる施設が35分待ちだったのでそちらへ向かう。日本ではどう考えてもあり得ない短さである。道中で、15:50から出ていると思われるケヴィンに出会った。ケヴィンは整列ではなく舞浜でいうフリグリのような形だったが、人も多かったので特にツーショット等は依頼せず少し近くで眺める程度で終了。16:04にミキミニに並び始めた。
会えたのは16:42で、ほぼ待ち時間通り。ここには(少なくとも行った際には)一眼レフカメラを持ったカメラキャストはおらず、代わりに数秒おきに自動的にシャッターが切られる自動撮影機が置かれていた。その後の滞在中でも幾つかの施設で同じシステムを見掛けた。6年前に来たときは無かったものなので、その間に導入されたものと思われる。画角が一定なので味気ない気もするが、以前からカメラキャストが居ない施設・時間帯は存在しており、その間はキャラクター担当のキャストがゲストの私物カメラで撮影することになる。こうなると正直なところキャストの撮影技量によって当たり外れがあるため(特に海外はその落差が激しいw)、それよりは良いのかもしれない。撮影が終わったところで手元のマジックバンド等を出口端末にタッチすることで、その直前のグループが自分のグループと見做されて写真がアカウントに連携される。(このため、前のグループがタッチを忘れている・タッチしていないと、同じグループと見做されてその人の写真が自分のアプリに表示されるw)
ただ、この時はその自動撮影機に会ったのが初めてだったことと、撮影機自体が周辺の内装に合わせてそれらしくカムフラージュされたデザインになっていることで、レンズの位置がよくわからなかったようだ。後から写真を確認したところ、目線がズレていた……

32歳男性、満面の笑み
チップがデールの鼻を台にしてサインをしているところ
自撮り中
栗鼠と自撮り
ダグは半分仮設のような汎用性が高そうな屋根の下に居る
キューも短めで、傍から見るだけならその辺を歩きながらでも可能
モアナはキューがかなり伸ばせそうで、並ばないと姿を見ることすらできない
この右の壁のすぐ裏が水路になっている
モアナ
モアナの施設内にリアル栗鼠がいた
ミキミニの施設内にはサファリルックの2人が各地で撮った写真が
パーク内各所のメモや、探検の心得等のメモ
ミッキーとミニーの予定行程なのだろうか
自動撮影機での1枚

Epcot

早めにホテルへ帰ることに

時刻は16:45頃となり、この日は18:00が閉園のAnimal Kingdomではショー(まだ観ていない大きなショーとしてライオンキングとニモがある)やグリーティング施設が終了し始め、アバターエリアの大型アトラクションの待ち時間も長いため、AK内に残っていてやれることは少なくなってきた。
まだまだ体力的には余裕もあったが、パークに入るのは残り丸6日間連続と先は長い。この2日間実際にパークに入ってみて、6年前から変わっていることも含め、事前情報だけでは得られなかった大小さまざまな情報もあったので、それらを踏まえて今後の作戦を練るべく、早めにホテルへ帰ることにした。何だかんだ前日もDisney Springsへ行ったので寝たのは遅かったし。
しかしここで非直営ホテルの弱さが出て、AKからホテルへ帰るバスは1時間に1本しか無く毎時30分で、今から待つと45分後である。それならと、少しでもホテルに近いパークであるHollywood StudiosかEpcotへ向かうことにした。

パーク間の移動はディズニー直営の無料シャトルバスが主力であり、前回の記事に書いたモノレールは寧ろ例外(MK/AK間の相互のみ)、他には船やロープウェイも使える場合があるが、Animal Kingdomの場合は他のどのパークへ行くにもバスである。このため、パークエントランスを出て目の前のバスターミナルへ向かう。行先のパークは、本当はこの時点でまだ入っていないHSが第一候補だったが、ちょうどHS行きのバスが出てしまったため、Epcotへ行くことにした。シャトルバスは時刻表が定められている訳ではないが、概ね15分前後に1便は来る印象である。但し、運が悪いと30分ほど待つ場合もあるため、1日にあまりパーク移動を重ねすぎる計画は禁物である。

乗継ついでの小散策

AKへEpcot行きのバスが姿を見せたのが16:59、出たのが17:00過ぎで、17:18にはEpcotへ入園した。いつもの通り保安検査を進んだら、このときだけ一次スクリーニングだけで良いと言われカバンの開披検査をされなかった。謎。
Epcotからホテル行きのバスは毎時40分だったので、15分ほどだけエントランス周辺を散策する。Epcotはエントランスすぐのショップの前でピントレーディングが盛んに行われているので顔を出してみた。前日のおじさんのような高レートを期待したが、この日は取引成立せず。ただ、海外オタクたちが集めた珠玉のコレクションは眺めているだけでも楽しい。
この時、集っていた人の中で日本語が聞こえた。どうやら交換したいピンがあるようだが英語が上手く話せないようだったので通訳を買って出て、無事に取引を成立させた。まだ海外パークに慣れていないような方だったので、ピントレの楽しさを味わってもらえたなら何よりである。

AKを出る
アニマルキングダムのメインエントランス周辺図
黄色がパーク入口
バス乗り場は非直営がやや遠いが、そこまで変わらない
パーク間移動は無料のシャトルバスが主
パーク間の位置関係図(と同縮尺の東京)を再掲
エプコットのメインエントランス周辺
黄色がパーク入口
やはりバス乗り場は非直営がやや遠いが、そこまで変わらない
マジックキングダムのTTCが異常な遠さである
結果的に2日連続となったEpcot

ホテル到着

ホテルでの食事事情

17:40のバスに乗ってホテルへ帰る。Epcotからホテルへ直接帰るのはこの日が初めてだったが、バス乗り場はAnimal Kingdomと同じく直営ホテルと比べてそこまで遠くはない。せいぜい数十mの違いである。TTCが離れすぎているMagic Kingdomだけは落差が激しい。
Epcotはホテルから最も近いこともあり、18:00にはホテルに戻ってきた。とここで、部屋まで行ってからカードキーをドアにかざすも、ドアが開かないという事件が発生。フロントまでが片道2,3分かかるやや遠い立地なので精神的な疲労が大きいが、何とか解決。想像どおり磁気がおかしくなっていたようだ。
ついでにフロントで前日苦戦したお湯について尋ねると、電気ケトルの類は無いが、1階の売店横に併設されたカフェで無料でお湯が貰えるとのこと。このお湯には滞在中ずっとお世話になることになる。

ここまで読んで気付いている人がいるか謎だが、昼食を食べていない。やりたいことが多すぎて昼食を食べている時間が無いのである。いや、そりゃ勿論パークフードを食べたい気持ちもあるのだが、グリーティング等それ以上にやりたいこともあるのと、ディズニー価格&アメリカ物価&為替レートのおかげで、毎日パーク飯を食べているとあっという間に破産に追い込まれることになる。
そこで日本からカップ麺(肉エキスが検疫で持込禁止のため、どん兵衛きつねうどん)とインスタント味噌汁と電子レンジで温めるタイプの白飯をかなりの数持ち込んでおいた。これらを持って1階に降り、売店横のカフェへ。
「フロントで、ここでお湯が貰えると聞いたんだけど」
「どのくらいの量要るの?」
メニューを見ると、当然のようなオンス表記で、慌ててスマホで単位を換算して答える。いや、mLでも伝わるのかもしれないけど。
電子レンジも売店にあるものを使って良い、テーブルもカフェのものを使って良いと言われ(他のお客さんは居なかったが、貧乏で可哀想なアジア人旅行者だと思われたのだろうか。少なくともファーストクラスで来たとは夢にも思われなかっただろう)、無事にご飯・味噌汁・どん兵衛にありつく。炭水化物が多いが、日中は水以外を口にしていないので問題ない。カップ麺はこちらでもかなり一般的になっている気がするが、インスタントの味噌汁や電子レンジで温める白米は珍しいのだろうか、カフェの店員が興味深そうに見に来て、褒めてくれた。筆者は普段は和食より洋食派なのだが、やはり異国の地では出汁の味が滲みわたる。

食事を終えてフロントを通ったときに気付いたのだが、翌3/7日の夜23:50から翌々日3/8の未明3:30まで、法令に基づく設備点検のための停電があるという。寝ているので問題は無いはずだが、万が一充電ができないと困る。どうしようかと思いつつフロントで相談すると、コンセントに挿しておくのは構わないし、そうすれば復旧したら自動で復電する、午前3:30というのも余裕を見てのことだから、実際にはもう少し早く終わると思う、とのこと。ここはアメリカなのでその言葉をどこまで信じて良いのかはわからないが、一旦は安心。

また、この日はアメリカ滞在15日間のうち7日目が終わったところで、そろそろ着る服のことを考えて洗濯機をチラ見。まだ少し手持ちの服に余裕がある(≒不測の事態に備えて余裕を持つ意味でも、洗うのは明日くらいにしたい)ため実際に洗濯はしなかったが、どうやらキャッシュレスで行けそうであった。

翌朝は事情によりかなり早起きをすることを決めていたので、19時過ぎには就寝。

ファーストクラスで来た人とは思えない食事
翌日の停電を知らせる貼り紙
洗濯機コーナー
洗濯機コーナー
この時はちゃんと読まなかったが、とりあえず現金が無くても何とかなりそうだということは理解

2024.3 往復JALファーストクラスで行くNY・WDW旅行の記録
その10;WDW2日目(AK・EC)編 おわり
その11;WDW3日目(HS・MK中心)Lightning Lane活用日編 へ続く

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