6月27日(木)体調芳しくねぇから自分イジメ抜いてやる!/映画『ワンダー 君は太陽』のお姉ちゃんかわいそうすぎる
2024年6月27日(木)#よせやい太郎のミニ日記
風邪を引いてからもう1週間近く経つっていうのに、まだ咳がおさまらない。
ふざけやがってぇぇぇああああ!!!
叫んだら喉が余計に痛くなった。
クソっ…
だけど、今日ばかりはもう我慢ならない。
もうっ病人ぶるわけにいけねぇだろうに!!
だって、風邪ひいたの土曜日だぜ?
何日寝込んでんだよ。
コロナじゃなかったって言ってたけど、結局コロナぐらい休んでんじゃねぇか。
なんだか自分の免疫力の低さとかにももうムカつくので、今日は喉なんてもう痛くねぇって感じで過ごしてやることに決めた。
ポテチだって食ってやる。
ボリボリ…どうだ!!!
ポテチに向かって「どうだ!」つったってどうにもなんないけど、口に出して言うことに意味があるってんだ。
チョコだってむやみやたらに放り込んでやる!!
どうだ!!
お昼ご飯には、卵スープだって飲んでやるっ!!
喉によろしぃぃ〜う〜ん。
どうだ〜♬
そんなこんなたらふく食いまくってたら、フラフラしてきた。
風邪のフラフラかと思ったけど、たぶん、、、違う。
これは、、、完全なる眠気。
無駄に食いすぎて眠くなってきちゃった。
気がついたら2時間ほど寝てた。
おい、、、おい、、、結局、、、療養状態じゃねぇか!!!
最悪。
本当に最悪っ!!
なので、起きてからは寝ぼけ眼のまま、映画を観てやった。
どうだ!!!
『ワンダー 君は太陽』
遺伝子疾患で生まれながらにして顔が変形しているオギーという少年がはじめて学校に行き、、、そこで色々なことを経験していく…という物語。
正直、こういう障害を扱ったハリウッド映画とかって、綺麗事が多いから見るかすげぇ悩んだんだけど、評判がそれなりに良かったので綺麗事じゃねぇんだろうなぁと思って見てみたら、、、
良かった。
何が良かったかと言うと、この映画はオギーっていう少年がもちろん主人公なんだけど、その近くにいる子たちにも焦点を当てていて。
・オギーの姉の視点
・オギーに1番初めに仲良くなった友の視点
・姉の元親友の視点
で、やっぱり良かったのは姉の視点で。
姉の視点から見ると、自分ではなくオギーにかかりっきりになってしまうことでの葛藤などが出てきて、そうだよなぁ、と。
だって、お姉ちゃんだって絶対に構って欲しいし、オギーが酷いイジメにあった時にもお姉ちゃんとして「学校に行けば、そりゃひとつやふたつ、嫌なことぐらいあるよ。」みたいなことを言うんだけど、オギーは「お姉ちゃんはこんなこと言われたことないでしょ!!」なんてぐうの音も出ないことを言ってくるわけで、お姉ちゃんからしたらもうたまったもんじゃないっつーか。
優しくしてばっかりで、自分を押し殺してばかりいて自分のやりたいことにも向き合わないようになってて。
あぁ、そうだよな、って。
性格って、元々のものもあるかもしんないけど、たぶん、ほとんどが環境で形成されてて。
オギーという弟がいることで形成されていく性格ってのも絶対にあって。
それをオギーは当たり前だけど理解できるわけもないし、それを理解してあげれるのは両親だけなんだけど、、、両親は姉のことをしっかりモノと思っていて弟に付きっきりで。
そう考えると、上に貼ったポスターの写真、、、
悲しすぎねぇか。
なんでお姉ちゃんだけ後ろなんだよ。
ふざけんなよ。
たしかに、オギーは障害を持って生まれてきたから誰よりも辛いかもしんないけど、けどさ、健常者として生まれてきたって結局は一人の子供なんだよ。
このポスターを意図的にやってるとしたら、すげぇな。
残酷すぎる。
だからか、オレは途中からお姉ちゃんの仮想物語を勝手に頭で作ってた。
というか、ラストあたりになると、この映画自体が正直、、、キレイごとチックな流れにすげぇなっちゃったってのもあったんだけど、勝手にオレなりの流れやオチを作って映画を見終えた。
この映画ではなんだか最後にはうま〜くいきました〜チャンチャン、みたいな終わり方してたんだけど、でも、人生ってのはそんなに上手くいくもんでもないから。
映画だけでもこういう風に終わらせたい、ってことかもしんないけど、オレは現実をドーンと突きつけてくるような映画のほうが好きだから、というか、、、人生ってさ、もっと目に見えないような幸せを見つけながら生きていくもんじゃね?とか思っちゃって。
もうネタバレしちゃうけども、このオギーには友達ができました〜、とか、お姉ちゃんは元親友のおかげで舞台の主役を両親の前で見せれました〜みたいになってたけど、いやいや、それじゃあ主役になれてない人は全員幸せじゃねぇってことかい?ともなるし、オギーにしてもイジメてきてた奴一人を追いやって友達が増えたけど、でも、そんなことめったに起きないだろうなぁと思っちゃう。
そんなオーバーなことが起きるより、一人でも親友と思える人が出来たってことが、すげぇ幸せなことなんじゃねぇの?と。
一人の理解ある友を手に入れることがいかに難しいことか。
そこを描いて欲しかったから、さっきも書いたけど勝手に頭の中でそういうオチにしておいた。
って、勝手に何してんだよ、って感じだけど、映画は作った人のモンでもあるかもしんないけど、映画を観ている間はコッチのもんなんだヨォ!!!
とワケのわからないことを、やけに喉を痛めながら思った。
あぁーー明日こそ喉の痛み、なくなれー!!!
では、また。
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