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安倍総理退任に思う

安倍総理、お疲れさまでした。
あれだけ周りから叩かれたり誹謗中傷をされる中で、
日本国代表という最も重い責任を日々果たされていくお姿は、安倍総理の信念や言動が例えどういうものであれ私自身にパワーを与えてくれるものでした。

有名な話ですが、一次政権から二次政権までの総理浪人期間、
安倍総理はいわゆる「反省ノート」を毎日執筆し、次の機会に備え自らの考えや軸をより纏め上げて行ったといわれます。それだけの強い信念やブレない心があったからこそ、7年8ヶ月という期間に亘り政権を維持出来たのでしょう。

どんなに批判をされようとも自分の心をブラさない。
強い信念で生きていく。人様とは適度な距離感を保ち、あくまで自分の心に問い続ける。
そういった姿の大切さを安倍総理から学んだような気がします。

だからこそ、憲法改正問題など彼の信条であった事柄を自身の手で纏め上げられなかったことに対しては、本当に悔しい思いをされているだろうと、心情を察します。(個人的に安倍総理と意見を一緒にしているという意味ではありません。一人の人間としてということです)

事を成すために仕事をしているとすれば、彼としては志半ば。来世こそは夢を成し遂げる!と息巻いているような雰囲気かもしれません。

「肉体的にも精神的にも日本で一番大変な安倍さんが頑張ってるんだから僕も頑張ろう!」と何度思ったかしれません。もしかしたら、そう思わせるパワーが安倍総理にはあり、その不思議なパワーが多くの支持者を生んでいるのかもしれません。やはり、何事も人間的魅力ですね。

それにしても、7年8カ月という、そう長くもない期間を以って”長期政権”と言われる日本の政治風土は早く過去のものになって欲しいものです。
アメリカ大統領4年2期で8年。これぐらいの長さは別に長期でもなんでもありません。政治的には普通です。むしろこれぐらいやらないと何も変わりませんし、リーダーのやろうとしていることが国に根付きません。官僚の皆さんは全く国民の民意を反映した集団ではありませんが、少なくとも国民の総意を以ってして選出されているのが内閣総理大臣。我々国民の代表です。大切な大切な立場の人を、そうすぐに変えていいものであるとは、個人的には思いません。

政治家の立場や尊厳といったものが、より深く認識される日本になって欲しいものです。(写真は、桐生の地元紙「桐生タイムス」の一面です。県庁所在地でもない一地方都市に地元紙が存在するなんて、桐生という街はジャーナリズム精神がしっかりと根づいているんですね!)

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