【動物である馬たちと人間との幸せな共存について】
〜終わりなき馬や動物たちへの愛〜
参考URL
◯太平洋のラッコの大量死との関係は?
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/020900046/?ST=m_news
太平洋北東部で、水温が異常に高い海域「暖水塊」が出現し、生物の大量死などの異変をもたらした。それは未来の海が直面する悲劇の前兆なのだろうか?
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今日もSteven 師匠の指導のもと、
騎乗訓練でした。
(本文は随分前にブログで書いたものです)
今日の馬はエルちゃん。
丸馬場の外周を回りつつ、途中で方向転換を図りながら
最小の円で、しかも速く、ぐるぐる小回りをさせ、
自在に操れるようになること。
スピードを殺さずにいかに合図を送るか…
しかも、そのときにどんな合図になるのか…
うーん、奥が深いです…。
Stevenの方法は通常の乗馬のように、
一方的な合図で馬を動かすのではなく、
その時々の馬との対話によって、瞬間的に
どのように合図を送るか…ということが重要です。
例えば普通の乗馬では踵で蹴って、進ませるのですが、
そういう蹴るなどといった、言わば馬が嫌がるようなことはしません。
対話…
これが重要なのです。
馬は乗っている人がどういう人間なのか、
よくわかっています。
対話が出来ない人、
操作にこなれていないな…との判断をすれば、
たちまちいうことを聞いてくれません。
いうことを聞いてくれないので、通常の乗馬では
ボンっと蹴って馬の嫌がることをし、
しょーがねーなーっという感じで進ませる…
といった具合です。
今日はというと
ちゃんと行きたい方向、回りたい方向に走ってくれたので、
信頼関係は出来ているようです。
ヨカッた。
馬は『大きな犬』のようで、
本当に利口で、カワイイです。
しかし…
彼らの多くの仲間たちは…
肉にされるため、馬油を取るために殺されている現実を思うと、
胸が締めつけられるかのようです…。
乗馬で働いてきた馬や競走馬でお払い箱になった子達の多くは
屠殺への道を辿ります…。
今まで、忠誠心を持って働いてきたけれども、
ある日、それは恐怖心に変わり、生きたまま殺される…
血の滲むような猛特訓を受けても、
競走馬は大体3歳ぐらいになるまでに、
思わしい成績を残せない子達のほとんどは
廃馬となり…
勝てない子を維持するのに金をかけるのなら、
売ってしまったほうが…という具合です。
あまり考えたくない現実です。
そして、それはほとんどの子、9割以上…
以下、Yoseeコメントより
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家畜の屠殺は
安楽死は薬品代などの
コストがかかるから
ダメなんです。
犬猫豚ぐらいの大きさなら
ガスチャンバー室に入れて、
苦しめながら窒息死させる
ことが出来ますが、馬牛は
殴って気絶させ、
(気絶してない場合もあります)
足から吊るし、体を割いて
血を流させて、出血多量死…。
しかも「生きているまま」です。
今まで人を信頼して乗せて
過ごしていたのが、
ある日突然、叩打を受け、
体を刃物で裂かれる
場面での恐怖…相当に無念
だと思います。
私の中ではanimal abuse
は、最も許せないところで
あります。
魚だからいい…というわけ
ではないですが、
四つ足を殺めるのは…
罪深いことです。
どうにかしたいという辛さがあっても、
今の世の中の現状を見ていると…
動物である馬たちと人間との幸せな共存は、
遥か彼方の未来にも、
叶えられない夢のようです…。
なんの足しにもならないけれど、
自分のなかにある彼らへの慈しみと愛は
密やかにも、終わりなき、限りなきもの…
何も出来ない自分が歯がゆいけれど…
自分の この命が尽き、
我が身、亡びる日にも
この子たちの子孫が、人間たちの手によって、
信頼から恐怖に変わるままに殺されることなく、
悦びのうちに その人生を全うできることを
未来に夢見て、この世を去ることでしょう。
今から手を合わせ、密やかに祈ります。
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