分科会案内① 「寄せ場は若者の居場所になりえるか?」

講師:金城隆一(NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい 代表理事) 
講話タイトル
〜沖縄の子ども・若者問題と居場所の取組からの報告〜 〜分科会内容〜

 寄せ場機能が縮小し、従来の労働者とは風が違う人が増えている釜ヶ崎 特に、若年労働者や若年稼働困難者に焦点を当て、議論を深めます。 若者の居場所をどうつくるのか?釜ヶ崎にはそれが必要なのか? 新しい寄せ場の課題と西成労働福祉センター建て替えをどう考えるか? 例えば、西成労働福祉センター建て替え後に、若者の居場所機能・子どもの遊び場機能を入れるには、今からどういった活動・アピールが必要なのか? 等 を中心に話し合います。 そこで本分科会では、沖縄で3つの居場所を運営・理事をする金城隆一さんを招き、 若者との付き合い方、居場所の意義・運営、行政とのやりとりを教えて頂きます。 講話では、大きく2つのテーマがあります。 ① 対等な居場所:那覇市にある不登校生の居場所kukuluについて話します。 kukuluは不登校中高生に対して、「今は社会にはこんな場所しかないんだよ、kukuluは、みんなでもっと作っていこうよ」という思いで運営しています。行政事業の枠組みを超えようとする居場所を子どもと一緒に追求し続けています。 ② 必要な居場所:具体的なターゲットを決めての居場所を作っていきます。釜ヶ崎にある子どもの里、kukuluの事業を基に、釜ヶ崎にどのような若者の居場所が必要なのかを参加者と考えます。 〜講師プロフィール〜 金城隆一(NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい 代表理事) 1973年沖縄生まれの大阪育ち。NHK学園卒。 1992年より民間で不登校支援にかかわる。1993年に大阪の「不登校・ひきこもり」青年の支援機関「淡路プラッツ」勤務。1999年、沖縄で精神障がい者が通う授産施設に勤務。その後、大阪へ戻り「淡路プラッツ」塾長として4年勤務した後、2005年に沖縄で「ひきこもり」青年の相談を開始。2010年にNPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆいを設立し不登校やひきこもりの問題を抱えた青年や親の相談活動を実施している。現在、20代〜30代の若者を対象とした「コミュっと!」、不登校中高生を対象とした「kukulu」、また今年からは小学生を対象とした「b&gからふる田場」等を設立し、沖縄での若者の居場所づくりの開拓者である。 
https://www.facebook.com/yoseba2019/videos/485775962019067/

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