【繰り返される人間の使い捨て】

寄せ場交流会「第三部〜コロナ禍での外国人支援と現状〜」担当の重江です。今回は第三部の企画意図をご説明したいと思います。

日雇い労働者であった自分が、日雇い労働者の街・釜ヶ崎に来て児童館こどもの里と出会い、釜ヶ崎にいる様々な人と出会うことにより、学校では決して教えない社会のことを知ることが出来ました。その中に、「釜ヶ崎の日雇い労働者がリハーサルをし、全国が釜ヶ崎化している」という言葉があります。無権利状態に近い釜ヶ崎の日雇い労働者を景気の調整弁として使い続け、今や全国で40%を超える非正規労働者を指した言葉です。

今回ご登壇くださる金光敏さんは、「私たち在日韓国朝鮮人が経験してきた社会的孤立(無権利・無関心・差別偏見)を、登場人物(国籍)を変え今もこの社会は繰り返している」と話されました。
斉藤喜久さんは、「若い安価な労働力の使い捨て」だと、穴だらけの技能実習生制度を参議院にて批判し、劣悪な環境下に置かれた全国の技能実習生の支援をされています。

お二人は現場で一人ひとりの「人間」と接しつつ、人権を侵害し続けるこの社会と対峙し続けています。そんなお二人のお話をぜひお聞きしたいと思いましたし、そのお話を社会で共有したい。そして自分には何が出来るかを考えたいと思いました。

■詳細、お申込みは下記より
https://yoseba2020.peatix.com/view

※なお、上記のチケット販売システム(Peatix)でのお支払いが難しい方は、下記のフォームよりお申し込みをお願いいたします。

https://forms.gle/JJNgtvFv6grNZ7CZ9
銀行振込にてお支払いのご案内ができます。

■お問い合わせ先
第37回全国地域・寄せ場交流会実行委員
大阪市西成区太子1-13-15 2階(釜ヶ崎支援機構気付)

TEL:080-1400-5717(小林) 
FAX:06-6649-7891
Mail:yoseba36@sannoh-k-c.org

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?