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与謝野だより〜穀雨 2021〜
2021年4月20日
皆さん、こんにちは。こんばんは。
最近は雨の日も多く近所へのお出かけをするのも億劫ですね...
お家にいる時間が長くなればなるほど、変化が欲しくなるものです。いつも飲んでいる大手のビールではなく、たまにはクラフトビールでもいかがでしょうか?
話は戻りますが、“雨の日が多くなった気がする”という実感はとても正しく、それは紛れもなく季節が変わり始めているからなのです。
ということで!毎回恒例の季節のお話から「与謝野だより」は始まります。
《二十四節気》 穀雨とは?
きょう 4月20日は二十四節気の穀雨です。
読み方は“こくう”。穀物の成長のために必要な雨のことです。
穀雨の季節、与謝野では農家の皆さんが本格的に農作業に取り掛かります。
朝早くから耕運機が田を耕し、草刈り機の回る音があちらこちらから聞こえ、風は肥料の匂いを運んできます。
もちろん、ホップ畑の仕事も本格的に始動しています。
株開き、株ごしらえ、紐張り、草刈り、追肥、土おこし、剪芽などと作業は日に日に増えていきます。
“おつかれさま”の楽しみ
そんな作業の疲れを癒してくれる楽しみといえば、なんといっても”滋味あふれる食材”です。
先日はタラの芽、そして今日は竹の子を食べました。
タラの芽は天ぷらが一番です。サクッとした衣の食感と苦味が心地よいです。
竹の子は、水と大根おろしを1:1の漬け汁に1時間ほど漬けてから茹でます。茹で時間は竹の子の大きさにもよりますので、“竹串が通るぐらい”のかたさが目安です。
これは西麻布にある某和食店で習ったテクニックです。糠で茹でるよりずっと早く仕上がりますよ。
葉わさびや山椒、ウドやワラビも出始めています。
↑堀りたての独活(うど)
↑葉ワサビ(黒の小鉢はお漬物。奥はそのお漬物を刻んでアボカドのワサビ和え)
葉わさびは刻んで醤油と絡めます。香りとツンとした刺激が絶品です。山椒は、葉(木の芽)も実も美味しいですが、花も食べられるのをご存知ですか?
↑花山椒
雄株の花には実がならないので、小さな蕾のうちに摘んで食べるのです。歯応えとピリッとした痺れが最高です。
ウドは酢味噌で、ワラビはお浸しや玉子とじなんかが美味しいです。
タラの芽、竹の子、葉わさび、山椒、ウド、ワラビ。どれもちょっと“クセ”のある食材ですね。そつない八方美人とは違います。
個性が強く、好き嫌いが分かれる味覚と言ってもいいでしょう。
でも、私は“好き嫌いが分かれる”って褒め言葉だと思っています。平凡で月並みでありきたりなものよりも魅力を感じませんか?
好きな人だけが好き。
なんだか素敵なフレーズです。
春仕込み、お試しください。
Hop-Up Beer「ハレバレゴールデン2021春仕込み」、販売中です。
生ホップならではの、“若草が萌えるような香りとシャープな苦味”が春の食材にシンクロします。
ハレバレゴールデンは八方美人ではない“個性派ビール”ですから(笑)
滋味あふれる“クセのある春の食材”と相性抜群です。是非、お試しください。
京都与謝野酒造は「好きな人にだけ好かれたい」という気持ちでビールを造っています。だから、あなたに好かれたいと願っているのです。
乾杯!
2021年 穀雨 与謝野から 藤原ヒロユキ
インフォメーション
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