与謝野だより〜処暑 2021〜
2021年8月23日
皆さん、こんにちは。こんばんは。
ここ数日は連日の雨で、湿度こそ高いものの過ごしやすい気温であったように思えます。
ですが、またまた気温が上がり始め、体調の管理が難しい今日この頃です。
くれぐれも体調を崩さぬようお気をつけてお過ごしください。
ということで、今回も二十四節気に合わせて与謝野町からお便りを送らせていただきます。
まずはじめに
二十四節気ごとにお届けする「与謝野だより」、今回は【処暑: しょしょ】です。
前回、【立秋】について書きました。
まだ暑いのになんで「秋」って言葉が出るの?という件です。
日本人はわずかな季節の変化に、次の季節の気配を感じるんだ。って話でした。
ところがその後、わずかな変化どころか、与謝野の気温はグッと下がり20度台前半の日が続いています。
激しい雨が降り続き何度となく「大雨警報」や「高潮警報」が出ました。(与謝野には海もあるんですよ) 全国的にも雨は激しく、大きな被害が出た地域もあるようです。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
《二十四節気》戻った?
さて、8月23日は、二十四節気の【処暑:しょしょ】です。
しょしょって、音も字面もなんだかカワイイ!って感じます。
ショショってカタカナで書くとさらにキュートです。って、私だけでしょうか?そう思うのは。
しかし、このあいだ立秋で「秋」って文字が出たきたのに 今度は「暑」に戻っちゃうのかよぉ〜。って気がしません?
あっ、これも私だけでしょうか?
調べたんですが「処」という文字は「とまる、おさまる」という意味が あるんですね。
つまり、処暑とは「暑さがおさまる。暑さも終わり」という意味なんで すよ。
そこはかとなく秋を感じる立秋のあとに、暑さが終わる処暑が来る。ってことです。つじつまは合ってます。
恥ずかしながら「処」という字を見て思い浮かんだのが「お食事処」でしたので......。
処暑の意味を理解するのに時間がかかりました。
ま、食い意地はってますから(苦笑)
ホップの今
6月下旬から始まった与謝野ホップの収穫は、今も続いています。
ツルを切り落とさずに行なう手摘みならではの長い収穫期です。
今も若い毬花が残っていますので、8月いっぱいは摘むことが出来るでしょう。
収穫期が2ヶ月以上続いていることになります。
収穫期が長いということは、それだけ長い期間『今年採れたフレッシュホップでビールが仕込める』ということです。
ホップ圃場
夏仕込み販売中!
8月17日からオンラインショップで販売が始まった「ハレバレゴールデン 2021夏仕込み」もう飲んでいただけましたか?
今回の仕込みは、今年採れたホップを使っています。
日本(世界?)最速の2021年版フレッシュホップ・ビールです。
ホップの品種も前回と少し変えています。(カスケードを使いました) 自画自賛、身贔屓と笑われるかもしれませんが【過去最高傑作】です。
(もちろん、前回までの仕込みも毎回自信作ですが、今回さらに進化したと感じています)
ホップの香りがはんなりと漂い、程よい苦味が広がり、それでいてスムーズな飲み口です。
これからの季節はサンマの塩焼き(ワタの苦味とホップの苦味がシンクロします)。
焼きナス(フレッシュなホップの香りが秋ナスの瑞々しさを引き立てます)。
松茸などのキノコ類(カスケードホップのシトラス感はキノコにスダチなどをふりかける効果と同じです)と合わせて楽しんでいただきたいです。
バレバレゴールデンと焼きナス
与謝野酒造のHop-Up Beerはトレンドを追うビールではありません。
今までにない香りと味わいのビールを創造していきたいと思っています。
京都与謝野産ホップの良さをいかすことにより、新たな【京都スタイル IPA】を生みだした!なんて感じています。
って、処暑だけに、しょーしょー大風呂敷を広げすぎでしょうかね?
風呂敷のデカさ、ハレバレを飲んで確かめてみませんか?(笑)
乾杯!
2021年 処暑 与謝野から 藤原ヒロユキ
インフォメーション
★1周年記念『ハレバレゴールデン』特別記念価格で販売中!! ※限定6000缶
★Hop-Up Beer『ハレバレゴールデン』夏仕込み発売中!!
★新Hop-Up Beer『涼風ゴールデン(Suzukaze Golden)』発売中!!
Follow Me!!
Instagram → yosano_beer
Facebook → @yosanobeer
Twitter → @yosanobeer
ではまた、季節が変わる頃にお便りします。