与謝野だより〜雨水 2021〜
2021年2月18日
皆さん、こんにちは。こんばんは。
前回の「立春」からたった2週間。“たった”とはいえ、気温も上がり、
花粉情報なんてのもちらほら聞くようになり、季節は着実に変わっているんですね〜
季節の変わり目は体調を崩しやすいとも言います。皆さんの体調は大丈夫でしょうか?
おいしいビールを飲むにもまずは【健康】が大事ですからね!!
ということで、今回の与謝野だよりも季節のお話から始まります〜
《二十四節気》 2つ目は“アマミズ”?
2月の半ばが過ぎ、与謝野もなんとなく「真冬も通り過ぎたかなぁ」という感じになってきました。
なんせ、2月18日は【雨水】ですものね。
雨水…? “アマミズ”じゃないですよ。“ウスイ”と読みます。
【雨水(うすい)】は《二十四節気(にじゅうしせっき)》のひとつで【降る雪も雨に変わり、雪解けが始まる】時期を表し、今年の農作業を始める時でもあります。
あれ…二十四節気ってなんだっけ?となっている方に向けてザックリ説明しますと、【1年を24分割して、その初日に季節の名前がついている】というものです。
ホップにおける農作業のスタートは【株開き】
株開き…?何それ?と思われたでしょう。株開きとは株ごしらえをするためにホップの根を掘り起こす作業です!!
株ごしらえ…?また耳慣れない言葉が出てきましたね。ごめんなさい、ちょっと混乱させてしまって…ゆっくりと説明しますね。
多年生植物であるホップの根は、土の中で越冬します。
この間、土の中で地下茎が広がり、芽となる節がたくさん出ています。これをそのままにしておくと、芽が土から無尽蔵に顔を出します。
当然のことながら、栄養が分散され、ひとつの芽は細く、ホップの粒が小さくなってしまいます。
だから、根を掘り起こす作業=株開きと地下茎や芽を剪定〈せんてい〉する作業=株ごしらえをするのです。
もし良かったら、ご一緒に。
海外の大規模なホップ農場では、株開きや株ごしらえを機械で行なっていますが、私のホップ圃場では全て人力です。
まず、クワで大まかに掘り、細かい地下茎のまわりの土は小さな熊手(潮干狩りで貝を掘り起こす時に使うような物)と指先で掘っていきます。
そして、露出させた地下茎や芽を鋭利な刃で切っていくのです。私のホップ圃場には、360本ほどの株を植わっているので……。とっても気が遠くなる作業です(苦笑)
体力的にとてもツライ作業ですが、ホップの良し悪しを左右する大切な仕事です。頑張りますので応援してください。
(お手伝いに来ていただいてもいいですよ。助かります)
とは言いつつも、もう一度ぐらいは寒波が来て雪におおわれるかもです(笑)
2021年 雨水 与謝野から 藤原ヒロユキ
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