与謝野だより〜啓蟄 2021〜
2021年3月5日
皆さん、こんにちは。こんばんは。
3月になり、世間では”卒業シーズン”になりましたね。お世話になった方や場所との別れであり、そして、新たな旅立ちでもある時期。
特にお子さんが学校を卒業された方、本当にお疲れ様でした!
「自分よく頑張ったぞ!」とお祝いの一杯なんていかがでしょうか?(笑)
人の世界では”卒業”の季節、では、虫や動物は?ということで、今回の与謝野だよりも季節のお話から始まります。
《二十四節気》 3つ目は春の季語
3月5日は二十四節気の3番目【啓蟄:けいちつ】ですね。
“冬ごもりしていた虫が這い出してくる”という意味で、俳句では春の季語とされています。
この季節は、虫だけでなく動物たちの活動も活発になってきます。
与謝野は自然豊か
与謝野でよく出会う動物といえばシカです。
軽トラで山道を走っていると、よく見かけます。4〜5頭の群れに遭遇することもあります。
先日も、峠道のカーブを抜けると道路(といってもすごく細く、車が行き違えない幅ですが)の真ん中に大きなシカがいて驚きました。慌てて停車しましたが、シカは逃げるそぶりもありません。
仕方がなくゆっくりと近づいて行くと、シカはピョンピョンピョンと山の中に跳んでいきました。
イタチもたまに見かけます。
“たまに”と言うと数が少ないのかと思われるでしょうが、たまにしか見かけないのは彼らが夜行性だからです。
足跡やフンといった痕跡は朝に多数発見できます。
夜に仕事をしていて、窓の外でなにか物音がするなぁと見ると窓枠に外から手をかけ中を覗き込むイタチとガッツリと目が合ったこともあります。他にも屋根裏を走り回わられたこともありました…
ちなみにこのイタチは、後日、隣家の電気コードを齧り、停電させました。
感電しなかったのか心配です(笑)
パッケージに溢れる与謝野らしさ
京都与謝野酒造のHop-Up Beer ハレバレゴールデンのラベルにはシカとタカ、ツキカゲブラックにはタヌキとイタチが描かれています。みんな与謝野で暮らす生き物たちです。
シカやイタチは農作物を荒すので、問題になっているケースが多いと聞きます。
今のところホップに被害はありませんが、ホップ圃場で鹿のフンを発見したことがあるので、足は踏み入れているようですね。
ホップ圃場を荒らさない理由は、そのまま食べても苦味が強いということを知っているからでしょうか?
もしくは、彼らもビールが好きで、ホップの効いたビールが出来上がるのを待っているのでしょうか?
今度、夜にビールを注いだグラスを外に出しておこうかなぁと思います(笑)
シカやタヌキやイタチが飲みに来るかもしれませんから(タカは夜は飛んで来ないでしょう)。ひょっとしたら、虫もビールを飲みに這い出してくるかもしれませんね〜
そして、秋冬限定醸造のツキカゲブラック、そろそろ在庫が尽きそうです。次の醸造は秋になる予定ですので、ツキカゲブラックファンの皆様、お早めにお買い求めくださいね。
2021年 啓蟄 与謝野から 藤原ヒロユキ
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