人間は生きているだけで超ラッキー
最近妊活を始めました。そこでいろんな検査や妊活、不妊治療の話などを調べていると、改めて子供を授かって、さらに無事に出産することって本当に大変なことなのだなと思い知らされます。
正直、子供は周りでよく見かけるし、一番身近な両親も子供(自分)いるし、大人になったら当たり前のように子供が産まれるものだと思っていました。小〜中学生くらいの性教育では子供ができる仕組みと不妊のことはしっかり教えてくれるけど年齢とともに変化する出生確率やリスクについても教えてほしかったなと思います。
ざっくりと無事に子供が産まれるまでにこんなにステップがあります。
変な例えですが、妊娠〜出産はウォーターフォール型なので、どこか一つに問題があるとゴールに辿り着けなくなります。
最初の女性・男性ともに生殖器が健康という箇所に関しては、卵子や精子を作るところからそれがちゃんと移動できるのか、育つのかなどもっと細分化されたいろんな要素が正常に働いている必要があります。
どこかで見ましたが、女性の教育水準が上がった社会においては晩婚化が進みやすく、それに伴って高齢出産も増えるそうです。医療の発達で高齢出産をサポートする仕組みはできたものの、根本的に人間の妊娠適齢期が変わったわけではないので、教育も含めてそういったケアはしていく必要があるのだろうなと思います。少なくとも私はもっと若いうちに興味を持っておければよかったと後悔している面もあります。
あとは不妊治療専門の医療機関の口コミコメント等を読んでいると、人気なところだと4時間待ちなどがザラにあるらしくびっくりしました。今が一番若いと思うとそんなに大変でも焦って、我慢して妊活をしている人も多いのではないでしょうか。もっと我慢せずに妊活ができたら嬉しいです。
妊活を初めて改めて、自分は産まれてきただけでものすごい競争や、困難の可能性をくぐり抜けてきたんだと分かって、自分すごいラッキーじゃんって思えるようになりました。これからは出生後の世界で自分がダメだと思うことがあっても、「でも、自分生まれてきてるし物凄いラッキーじゃん」と考えるようにしたいと思います。