YOSAKOI SORAN NEWS_Vol.4
春到来!祭り開幕まであと50日をきりました!
第32回本祭 開催概要発表!!
4月初旬、第32回YOSAKOIソーラン祭りの開催概要を発表しました!今年のYOSAKOIソーラン祭りのテーマは「FOR THE PEOPLE & HOMETOWN!」。祭りの理念である“人と地域に感動と元気を届ける”の原点にたちかえる、これからの新しいYOSAKOIソーラン祭りの第一歩です。
レター第1号でもお伝えした通り、今年は審査に「地域貢献点」を導入したり、SDGsにも取り組んだり、祭りとしての”地域貢献“を具体的に進めていきます。
もちろん、祭り自体ももっと楽しく。みなさんとつくってきた祭りを、この先の30年、50年へとつないでいきます。
32nd TOPICS①
チームの地域活動を称える「地域貢献点」を新設
多くの参加チームが目標とし、この祭りの盛り上がりの原動力ともなっている「審査」。YOSAKOIソーラン祭りの審査は、祭りの企画として右記のコンセプトに基づき実施しています。
審査によってえらばれる「YOSAKOIソーラン大賞」は祭りの象徴。この祭りの象徴となるチームは、エンターテインメントとしての演舞の素晴らしさはもちろん、その日ごろの活動においても地域に愛され、応援されるチームであってほしい。その想いから、審査に「地域貢献点」を導入することにしました。
32nd TOPICS②
YOSAKOIソーラン祭り「SDGsパートナー」新設!
社会の一員として、世界の課題であるSDGsに取り組みます。賛同いただける企業・団体とともにパートナーシップで目標達成を目指します。「SDGsパートナー」第1号は、「トドック電力」の皆さん。大通公園会場使用電力の“CO2排出実質ゼロ”(非化石証書活用による)と、地方車の発電機に次世代燃料(RD燃料)を使用したCO2削減に取り組みます。
◆SDGsパートナーについて
YOSAKOIソーラン祭りの考えるSDGsに関する取り組みに賛同いただき、ご協力を頂ける企業や団体の皆様
《内容》祭りを通して実施できるSDGsに関する取り組みを、ゴール、またその中でもカテゴリーごとに分け、協力して目標達成に向け活動します。活動内容についてはパートナー団体と協議の上、決定します。
YOSAKOIソーラン祭りSDGsパートナー第1号!
株式会社トドック電力 様
① 大通公園会場使用電力の「CO2排出実質ゼロ」
② 地方車の発電機は次世代燃料を使用
①非化石証書を活用しYOSAKOIソーラン祭り大通公園会場内で使用する電力の、CO2排出実質ゼロを実現します。
※大通公園では臨時電源を活用し、会場展開に使用する電力をまかなっております。
②次世代燃料を用いて、YOSAKOIソーラン祭りのパレードで使用する発電機から排出されるCO2を削減いたします。
※大通南北パレード会場で使用する地方車最大14台の内、最大12台を予定
※使用する燃料は(株)エネコープが供給する「GTL燃料」もしくは「RD燃料」
32nd TOPICS③
祭り終了後、ル・トロワで写真展開催!
祭りの熱気を伝える写真展を開催!展示する写真は広く皆様から募集します。
祭りの興奮・感動を再び!「YOSAKOIソーランみんなの写真展」
【日程】 2023年7月1日(土)~14日(金) 【場所】 ル・トロワ 7階イベントスペース
このほかにもTOPICSたくさん!
● 全国から約240チームが参加!
● 西8丁目会場アリーナ席を無料開放(一部時間帯を除く) など
詳細な「開催概要」資料もご用意しています!ぜひお声掛けください。
チームインタビュー:
地域の応援を力に、まちに祭りの元気を還元(澄川精進螢会)
祭りの感動を自分たちの地域で
―チームの立ち上げについて教えてください。
第5回(1996年)の祭りを見てすぐあとにチームを立ち上げ、第6回から参加しています。平岸会場でやっているのを見て「澄川でも!」と思いすぐに動き始めました。初めての参加はなんと192名で参加。テレビの取材も受けました。
それと同時に、会場の運営も始めました。「平岸に会場があるのに、なぜ澄川にはないのか」と本部に問い合わせたら、「ぜひやってください」と言われて(笑)自衛隊駅近くの東光ストアの駐車場で10年、真駒内駐屯地内で4年開催しました。
―どんなメンバーが集まってチームを作ったのですか?
立ち上げの際は、大人がほとんど。町内会などで様々な活動をしている人が集まって。踊りたいというだけじゃなく、地域を盛り上げたいと集まった人が多かったの。だからここまで、細々だけどつなっているんじゃないかしら。“踊りたい”というだけじゃ、ここまでつながらなかったと思います。今は子供たちも多く参加しているファミリーチームで、30名くらい。楽曲は過去のものをつかって、振付はチームを卒業した大学生がつくってくれた。地域の皆さんに応援してもらいながらやっています。
地域と密着したチーム運営
―澄川の地域の応援、すごいですよね。
チーム立ち上げの当初から、年に数回「ほたる通信」という会報を応援してくれている企業や地域の人たちに向けて発行しています。
―チーム名の由来を教えてもらえますか?
澄川には「精進川」という川があって、昔は蛍がいたの。定山渓鉄道(1969年廃線)の駅があって、周りには田んぼがたくさんあって、蛍が飛んでいた。チームを結成するときに、“再び澄川に蛍を呼び戻そう”という想いを込めて、「澄川精進螢会」と名付けました。
参加者に寄り添った温かい会場に
―今年、13年ぶりに会場が復活します。
結局、祭りが好きな人が集まっていて。踊りがきっかけでチームができたけど、やっぱり祭りごとが好き。地域のいろんな活動や祭りにも携わっています。
澄川の地域のひとたちに、地元でYOSAKOIソーランを観てほしい。それが地域の活性化になると思っています。会場をやらなかった間も、地域の人が応援してくれていた。会場の再開にあたっても、地域に応援してもらえる確信がありました。
―どんな会場にしたいですか。
まずは地域の人に身近に楽しんでもらうこと。それから、チームに寄り添った会場運営をしたいと考えています。お弁当を食べるならブルーシートを用意したり、雨が降ったらテントを張ったり。チームを持っているから、その気持ちに寄り添って温かい会場にしたいです。中心部から離れているから、来てみて、のんびりゆったり、楽しかったと感じてもらえる会場にしていきたいと思っています。
知っていますか?澄川会場名物「ほたるまんじゅう」
かつての澄川会場開催時、地元の和菓子店がYOSAKOI会場限定商品としてつくった「ほたるまんじゅう」。和菓子店の店主が亡くなられてからは、澄川発祥の菓子店「ろまん亭」さんがその味を引き継いでくれました。ミルク味の餡がやさしい甘さで、今ではろまん亭の隠れた人気商品なんだとか。ぜひ、みなさんもご賞味あれ!
〈PROFILE〉
●チーム:澄川精進螢会(すみかわしょうじんほたるかい)
1996年結成、1997年・第6回YOSAKOIソーラン祭りに初参加。初参加と同時に地元での「澄川会場」の運営も担う。現在は子供から大人まで幅広い世代が参加し、地域の祭りなどにも積極的に参加。
●回答者:日向寺良子さん
静内町出身。高校時代から澄川に在住。
チーム立ち上げ時に発起人代表を務める。
YOSAKOIソーラン祭りでは1998年、札幌南支部の結成に携わり、初代支部長に就任。防災活動やこども食堂の運営など、地域の様々な活動にも取り組んでいる。
Pick Up Topics
4/15 G7環境大臣会合レセプションで平岸天神が演舞を披露
4月15日・16日に札幌で開かれた先進7カ国気候・エネルギー・環境大臣会合の日本政府主催レセプションで、YOSAKOIソーラン祭りを代表して「平岸天神」が出演しました!
各国の大臣・政府関係者を前に力強いパフォーマンスを披露し、大きな拍手を受けました。素晴らしい機会に、日本・北海道・札幌を代表してYOSAKOIソーランを披露し、アピールすることができました。
観覧席チケット好評発売中!
アリーナ席は一部時間帯を除き無料開放に
4月23日(日)から、特別観覧席・アリーナ席・桟敷席のチケット販売がはじまりました!
昨年、新型コロナウイルス感染症対策のため例年の“フリースペース”から生まれ変わった「アリーナ席」。今年は一部時間帯を除き無料開放とし、座席の快適さと、だれでも観られる気軽さを両立しています。
毎年大人気のファイナルステージ第2部は今年も販売開始後30分ほどで即完売!祭りへの期待の高さも感じています。
バサラ瑞浪が瑞浪市観光大使に
「おかみさんソーラン」でおなじみ、岐阜県瑞浪市のチーム「バサラ瑞浪」が瑞浪市観光大使に就任しました!
“笑顔とど根性でまちの元気を応援する”おかみさんチームとして、YOSAKOIソーラン祭りには1998年から参加。地元瑞浪市では夏の七夕まつり、冬の名物イベント「バサラカーニバル」の運営も担っています。
おかみさんの笑顔と元気にファン多し!もちろん今年の本祭にも参加してくれます。4年ぶりにリニューアルされた「おかみさんソーラン」をお楽しみに!
札幌の街中にポスターをお届け!
4月中旬、学生実行委員会のメンバーが完成したポスターを札幌市内中心部の飲食店やコンビニ、ホテルなどを一軒ずつ回り配布しました!
ポスター掲示のお願いとともに、祭り開催のごあいさつも。多くの店舗でポスターを快く受け取っていただき、その場で貼らせてくださったところも多数!6月本番に向けて、街もどんどんお祭り色になっていきます!