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認知症予防(予防に効果的な食事)

認知症の原因は40代ではじまっていると言われています。
予防のための生活習慣は30~40代ではじめておく必要があります。なぜなら人は年をとればとるほど新しい生活習慣を取り入れられなくなっていくからです。
以下は、公益財団法人長寿科学振興財団が公表している「認知症予防の3つのポイント」です。

●運動をおこなう
●食事に気をつける
●社会的な活動に参加する

この記事ではこのうち、「食事に気をつける」について具体例をあげてご紹介したいと思います。

1.認知症予防に良い食事

(1)カレー
インド人のアルツハイマー病の発症率は、アメリカ人の約4分の1と言われています。
その理由は、カレースパイスに含まれる成分、クルクミンが認知症予防効果があるからと言われています。
クルクミンは、認知症の原因となるアミロイドβタンパクが集まるのを抑えるだけでなく、
すでにたくさん集まったものを分解する作用があることが実験で明らかになっています。(2004年金沢大学の研究結果)

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(2)ターメリック(和名:ウコン)
ターメリックには認知症予防効果があると言われており、5日間ターメリック料理を食べ続け認知機能テストを受けると脳年齢が若返ったという報告もあります。
肉料理、サラダ、スープなどに使用すると良いです。
最近、我が家でもよく肉料理に使うようになりました。

ウコン

私が買っているのはこういう容器のやつです。スーパーで香辛料のコーナーに置いてます。

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(3)鶏むね肉
丸大食品中央研究所による研究結果によると、鳥むね肉に多く含まれるプラズマローゲンに、認知症予防効果があることがわかっています。
カレーの肉に鳥むね肉を使うとか、鳥むね肉にターメリックをかけるなど、ダブルにしたら最強なのではないでしょうか?
また、プラズマローゲンを効果的に摂取できるサプリもあるようです。

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(4)コーヒー
コーヒーの生豆に含まれている成分である「トリゴネリン」という成分は神経系に作用する成分であり、特に脳神経を活性化する効果が見られます。
富山医科薬科大学の服部征雄教授により発見され、実験でその効果は証明済みです。
トリゴネンは通常、生豆を焙煎するという段階で変質してなくなってしまいますが、特殊な製法で一般のコーヒーの2倍ものトリゴネリンを含む「トリゴネコーヒー」という商品があります。
私は、高齢の両親のために(認知症予防の一助として)これを定期購入しています。また、私自身も職場で愛飲しています。

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2.認知症予防にとって悪い食事

リコード法(※)に基づいて、認知症になりやすい食事を以下に整理しました。

(※)薬ではなく、日常生活に潜むアルツハイマー病の原因を、食事の改善や環境整備によって除去し、治癒をめざすプログラム。認知症研究の第一人者、米国のデール・ブレデセン博士が編み出したもの。

(1)肉の脂身、マーガリン、ショートニング
トランス脂肪酸の過剰摂取に繋がり、血中のLDLコレステロールを増やし動脈硬化を引き起こすリスクが増えます。

(2)加工食品
ファーストフードや市販のお惣菜、菓子類、菓子パンなど中心の食事になるとトランス脂肪酸の摂取量が増えます。

(3)その他
炭水化物の過剰摂取は良くないらしいので、白米やパンは少なめにし、青魚、野菜、大豆などを多めにすれば、認知症リスクは軽減します。

以上が認知症予防のために30~40代がはじめるべき生活習慣の食事編です。自分自身が気を付けるとともに、ご両親の食事改善のサポートに活用してください。

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