認知症予防(予防に効果的な運動=コグニサイズ)
2025年には、軽度認知障害(MCI)と認知症の合計は、 国民の9人に1人、 65歳以上に限れば3人に1人が認知症あるいはその予備群の人になると言われています。あなたの親御さんが50代後半にさしかかっていれば、近々、その3人に1人となる可能性があります。
この記事では認知症を予防する法のひとつである効果的な運動をご紹介しますので親御さんの生活に是非とりいれてみてください。
(画像:NHKウェブサイトより引用)
1.認知症予防に必要なこと
公益財団法人長寿科学振興財団が「認知症予防の3つのポイント」を公表しています。
●運動をおこなう
●食事に気をつける
●社会的な活動に参加する
今回ご紹介するのは、このうち、「運動をおこなう」について具体例となります。
2.コグニサイズについて
ここでは、認知症予防に効果的なメソッドである「コグニサイズ」をご紹介します。
コグニサイズとは、「エクササイズ」と「コグニッション」を掛け合わせた造語です。
国立長寿医療研究センターが開発した、 ①運動と②認知課題を組み合わせた認知症予防のメソッドです 。
3.コグニサイズの具体例① (コグニステップ)
コグニサイズといっても、いろいろなものがあるのですが、
おすすめしたいのは、コグニステップというものです。
場所を選ばずにできます。一人でもできます。
家族の方が携帯電話でサポートしながらでもできます。
第一課題、第二、第三の順に進めていきます。
このブログを見ながら座ったままで良いのでやってみてください。
YouTubeで動画の方が具体的にイメージできると思います。 (3:00より)
4.コグニサイズの具体例②(コグニウォーク)
具体例の2つ目は、コグニウォークです。
これは2人の場合におススメです。
2人でウォーキングしながらしりとり、などを行います。
大股で少し早目に歩くことをこころがけます。
5.コグニサイズの具体例③(踏み台昇降しりとり)
具体例の3つ目は、踏み台昇降しりとりです。
これは3人の場合におススメです。あるいは4-5人にも応用できます。
踏み台昇降しながらしりとりを行います。
しりとりの際に、自分の回答の前に、前の2人分の回答も併せて回答します。
6.重要!実行・継続には家族の支援が必要
ここまで、ご紹介しましたが、
大事なことは、「やっといてね」ではなく、軌道にのるまで家族がサポートすることです。
高齢者は、自分は大丈夫と思っているのですが、65歳以上に限れば3人に1人が認知症あるいはその予備群になっているのです。
是非ご両親の生活にとりいれてください。
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