認知症予防(骨が出す若返り物質で予防)
認知症の原因は40代からはじまっているということをご存じですか?
個人差はありますが、その頃からはじまって、20~30年くらいかけてじわじわと蓄積していくという研究結果があります。
それを防ぐためにさまざまな対策をご紹介していきたいと思っていますが、この記事では、まず骨が出す若返り物質を活用した方法をご紹介いたします。
1.骨が出す若返り物質とは!?
運動により骨に力をかけると、骨を作る細胞が新しくできてくるだけでなく、「オステオカルシン」という物質が分泌されます(コロンビア大学などの研究より)。
「オステオカルシン」は、記憶力、筋力、精力などをアップする「若返り物質」として働くことが知られており、認知機能の改善に関わっています(筋肉増強、精力のアップにも)。
2.若返り物質を出す方法(その1)
ここでは、最もカンタンな方法だと思うので、「かかと落とし」を紹介します。やり方は以下のとおりです。
①背筋を伸ばして直立する
②両脚のかかとを上げてつま先立ち
③かかとをストンと落として衝撃を与える
これを、
※1日30回、毎日行います
※毎日決まったときにやります(習慣化する)
※家族が一緒にいるときは一緒にやります
3.若返り物質を出す方法(その2)
その他の方法についてもご紹介します。
これらは、体力的に可能であればなんですが、
・階段の下りを利用して足の裏に衝撃をあたえる
・その場でジャンプして足の裏に衝撃を与える
ということです。
80代くらいになってくると難しいかもしれませんが、
60代くらいなら大丈夫ではないかと思います。
比較的若いうちから習慣化しておいたら良いと思います。
ちなみに、私の職場は現在10階なのですが、下りの際はエレベータは使わずに階段を使うようにしています。これを毎日続けるだけで効果ありますよ。
4.参考
以下は、NHKウェブサイトからの引用となりますが、アメリカ、コロンビア大学のジェラール・カーセンティ博士( 骨の出すメッセージ物質の専門家)の研究結果です。
カーセンティ博士が注目しているのが「骨芽細胞」が出すメッセージ物質「オステオカルシン」。オステオカルシンは骨の中から血管を通じて全身に届けられ、「記憶力」「筋力」さらには「生殖力」まで若く保つ力があることがわかっています。
例えばオステオカルシンがないマウスでは、位置を記憶する能力が衰えたり、精子の数が半分近くまで減少してしまうことが実験で確認されています。骨芽細胞といえば、骨を作る細胞。その細胞が、若さを生み出す驚きのパワーを持っていることが、最新の研究で明らかになっているのです。
以上が30~40代のうちにはじめておいていただきたい生活習慣のひとつです。認知症予防というだけでなく、記憶力アップや若返りの効果がありますので是非生活にとり入れてみてください。自分自身が気を付けるとともに、ご両親の食事改善のサポートに活用してください。
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