ワーキングメモリを鍛えて仕事力アップ
1.ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは、記憶を一時的に保存するための脳の容量のことです。
パソコンのメモリも同様の機能を持っています。
パソコンのメモリ容量が大きいと、複数のEXCELとPowerPointと動画・・・と複数のアプリケーションで、タスクを同時並行で行うことができます。
メモリが小さいと、複数のアプリケーションを開いていると、「メモリが不足しています」といったメッセージが出て、複数の仕事を同時並行で行えなくなってしまいます。
人間の仕事もこれと同じで、ワーキングメモリの大きい人は、複数の仕事を同時に処理しながら、関連性のあるものをまとめたり、効率的に順序立てたりして効率的に仕事を処理することができます。
ワーキングメモリの小さい人は・・・、残念ながらその逆です。
つまり、ワーキングメモリの大きい人は、「仕事ができる人」であることが多いのです。
2.ワーキングメモリは鍛えることができる
このワーキングメモリは、先天的な要素も多少ありますが、後天的に鍛えることができます。どのように鍛えるかというと、いくつか方法はあるのですが、例を挙げると以下のような方法があります。
(1)自然の中での運動
(2)有酸素運動
(3)暗記ものの勉強
(4)読書
(5)暗算
(6)ボードゲーム
(7)料理
(8)瞑想
(9)充分な睡眠
3.ビジネスマンにおすすめのワーキングメモリを鍛える方法
ワーキングメモリを鍛えると仕事で有利になるのは解っていても・・・、
忙しいビジネスマンは、そのためにわざわざ時間を作ることが難しいと思います。
そこで、前述の方法を踏まえて、日常に取り込んで習慣化できる、ビジネスマンにおすすめの方法を紹介します。
●その1
1分間瞑想法
(詳細はこちらの記事参照)
●その2
通勤の徒歩区間を早歩きにして(有酸素運動)、歩きながら暗算(100から7を引いていく、100から6を引いていくなど)
●その3
通勤の徒歩区間を早歩きにして(有酸素運動)、歩きながら暗記(気になる株式銘柄の先週の毎日の値動き、先週の為替レート推移、仕事関連の勉強など)
●その4
通勤の電車・バス区間で読書、ときどき1分間瞑想
上記を例に、自分に合う、継続できる方法をアレンジしてみてください。
4.まとめ
脳のワーキングメモリの大きい人は、複数の仕事を同時に処理しながら、関連性のあるものをまとめたり、効率的に順序立てたりすることができます。
つまり、ワーキングメモリの大きい人は、「仕事ができる人」であることが多いのです。
このワーキングメモリは後天的に鍛えることができます。
忙しいビジネスマン向けにおすすめのワーキングメモリを鍛える方法は上記3に記載のとおりですが、自分に合った方法をアレンジするとベターです。
◎他のおすすめ記事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?