愛してるなんておこがましい-TK from凛として時雨LIVE「MAD SAKASAMA TOUR 2024 」なんばHatch 5/26
にわかで最愛の「TK from凛として時雨」のライブに行ってきた。
TKさんの提供してくれるものは、曲も歌詞もギターも歌声も地声も言葉も写真もアートワークもグッズも姿も髪も、すべてなんのフィルターもなしに、過去のものも、まだもらっていない未来のものも含めてもうすでに大好き。
物販に並んでいるときにお話した女性が言うには、「なんばHatchはいい箱」らしい。他の会場のような縦長ではなく、楕円型なので、舞台との距離が近いそう。さらに、ステージが高いから見やすいと教えてもらった。
その女性がTKさんを「TK」と呼んでるのが、何度聞いてもいいなと思った。
15:15〜物販開始。
前日夜中の2:00まで書いた手紙とプレゼントをスタッフさんに心を込めて託す。
17:15開場。
二次募集で当選したためか、整番は後半の600番台だった。
コインロッカーに預けたり、ドリンクコインを飲み物と交換する初経験に手間取ってたら、1階スタンド席のかなり後方になってしまった。
18:05開始。拍手が大きくなって、サポートメンバーが入ってきたのがわかる。何も見えない!
曲が始まって、すでにTKさんが入ってきていたことを知る。アニメ『東京喰種』主題歌で、先月Spotifyの再生回数3億回突破した代表曲「unravel」がはじまった。いきなりunravelだ。
5曲目の前に「TKです。バチバチでいきますんでよろしくお願いします!」と言い、ここだからの言葉だと思った。ここにTKさんの言った言葉をそのまま載せても同じようには伝わらない。LIVEの言葉どおり、生ものだと。「今ここにいるみんな」だけとしか共有できない空間がライブだと、初めて知った。
いろんな方のTwitterやレポートに書いてたけど、この「TKです」でTKさん顔の横でピースしてたらしい。見たかった〜
そのうち、人々の隙間の隙間から、TKさんを見つけることができた。
「will-ill」が本当に好きなんですけど、これを読んだ方聴いてくれませんか?(アニメ『コードギアス』15周年曲)
私の知るかぎり最もさわやかな曲「haze」でまさか叫ぶとは思わなかった。
ソロデビュー曲の7分以上もある「film A moment」をやってくれた。最後歌詞変えてたように聞こえたけど、どうだろう。
サビ前の細かいシンバルの音を聴いて、「ドラマーって大変だな。腱鞘炎になる」と素人炸裂な感想が浮かぶ。
アンコール前のラスト「P.S RED I」で「最後みんなで歌いませんか?」って言い、「歌って良いの?」って反射的に思った。「TKが中指立ててた」とレポで読み、「TKさんもそういう(バンドマンみたいな)ことするんだ」と思ったが、スパイダーマンの曲だからだ。
アンコールラストの曲前「みなさん一緒に死んでいただけますか」って言ってた…
最後は「first death」。
これには涙が止まらなかった。
サビで手を叩くような音が入るのだが、両手を伸ばしてノってるお客さんが、その音のとき本当に手を叩いてた。
この曲こそギターさばき見たかった。でも幸せ。本当に幸せ。
ラストサビ前「死ぬまで君を愛してる」で絶叫するのほんとにずるい。
照明めちゃくちゃ良かった。光の筋が後方から伸びたり、上下から赤や青の光が行き交って、白い光は後光に見えた。
音楽が本当にわからないため、「カッコいい」しか言えない。
それって小説でいうと、名作を読んでも「すごい!めっちゃすごい!やばい!」って言ってるみたい。絵画を観にいっても「絵うま」しか思えないみたいな。どうしたら音楽を今より深く聴くことができるんだろう。
ライブ中、何度も「手紙にめちゃくちゃどうでもいいこと書いてしまった」と震えた。
TKさんは私にとって神的な人なので、そんな方に自分のちっぽけな話を書いてしまったのは、身の程知らずそのものだ。でも、ライブがはじまるまでそう思うとは予想もしてなかった。
TKさんはやさしいから、許容してくれたらいいな。
5日経った今も私は抜け殻で、なんにもやる気がない。最高の生き方をしてる人を目の当たりにした。すごく短い一瞬に詰められた意味の積み重ねを解読できるときはきっと来ない。近付けるとも思っていない。でも、近付けるように意識して過ごすことはできるはずだ。生き急いでるTKさん。私が死ぬまで死なないでほしい。
7月からのピエール中野さん加入20周年ツアーに当選したので、今度は時雨で会える。
だから私は生きるのだ。
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=318012
↑なぜかリンクが貼れなかったけどライブ応募のURLです!行きませんか?
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