幼年期の終わり
3/26に、友達からモンスターエナジーを1箱(24本)プレゼントされて、それがあと3本になった。出先でも数本買った覚えがあるので、算数によるとちょうど1日1本のペースで飲み続けていることになる。
数年前にニコニコ超会議に一緒に行こうと約束していた年下の友達がいて、彼は当時、まだ期間限定で発売されていたパイプラインパンチ(ピンクのモンエナです)をうめーうめー、天の恵みだぜ、と昼夜問わず飲みまくっていた。イベント当日の朝に彼から「なんか深夜から震えが止まらなくて病院に搬送されました。カフェインの摂りすぎっぽいです」という連絡が届き、それ以来、僕はこのパソコンジュースの侮れないデバフ効果に怯え続けている。
ほんとのほんとに初めの頃はナード・アイコンというか、パーカー・パソコン・スーパー・ハッカー、不健康な感じがさ、こう、格好いいじゃんね、という思惑があって飲み始めたのだが、最近はもう本当に恥ずかしい。スマホの画面がいつもバキバキで、そのうえモンスターエナジーを常飲しているというのかよ!
味が好きでよく飲むようになったところまではまだよかったが、次第に飲んでないときの調子が優れなくなり、自販機で見かけると衝動に駆られて買うようになった。あと横切りながらすべての自販機を注視する能力も獲得した。190円以下だと特に買ってしまいますよ。これが、極力トイレは座って行う、500円玉が財布にあったら貯金箱に入れる、に次いで僕を取り巻く強迫観念である。
職場でいただいた梅ジュース(砂糖不使用でマジの梅の味がする)を飲んで「うおー、目ェ覚めますね」と呟いたら「ほんと!?モンスターエナジーやめてこれ飲んでほしいから箱で送ろうかな」と言ってもらって、まずかなりウケたあと、そういう代替案はかなりアリだな、と思った。モンスターエナジー飲んでるやつはせいぜい、あー、モンスターエナジー飲んでるやつだ、うんうん、わかるよ、スマホもバキバキであることよ、で済んでしまうが、健康志向でないのに梅ジュースを常飲しているやつは相当底が知れないしな。梅ジュースは半分比喩ですが、なにか代替になるもの、や、こと、を本気で探さないとな、とだんだん思い始めました。搬送ってされたくないし、不健康はもう流行らないから。
僕とモンスターエナジーとの長きに渡る確執、そして今後の展望について読んでくれてありがとうございます。
一緒にニコニコ超会議に行きましょう。