精神科の閉鎖病棟に2回入院した話(1回目その①)
はじめまして。夜鷺ねむと申します。
25歳。メンヘラやらせてもらってます。
分類で言えば気分障害の一種(診断は迷っていると主治医に言われた)です。気分が沈んで気力がなくなる抑うつ状態、希死念慮、自殺念慮などが主な症状で、発症してから12年ほど経ちます。精神科歴は2年半ちょいくらいです。
さて、前置きはこのくらいで…。本題に入ります。
私は抑うつの度合いで言えばうつ病よりは軽いのですが、希死念慮や自殺念慮が強く出るタイプで、自傷行為がやめられないという何とも困った人間です。
というわけで、2回ほど精神科に入院したことがあります。どちらも短期間で退院していますが、色々と強烈な思い出です。なので、忘れないうちに記録に残しておきたいな〜と思って今筆を走らせています。
今回は2回のうちの1回目の入院について書いていきたいと思います。
入院した経緯
2022年10月末、うつ状態にありました。新卒で入った会社を1ヶ月半で休職し、そろそろ復職が見えてきた2022年9月末に特大の鬱が来て、そのままズルズルと希死念慮とお友達をしていました。
そんな中、睡眠薬で曖昧になっている状態で首をこう、ちょっと、グッとやりました(noteの規約知らない怖い)。
他にも外出中に不安感が強く出て過呼吸になりかけたりしたり、病状が芳しくありませんでした。いつ治るのか見通しがつかない中、また危ないことをしてしまうのではないかと不安が募る日々。主治医から入院を提案されました。
最初は不安が強くて入院は嫌だな〜と思っていたのですが、焦燥感も強く、入院して病気が少しでも良くなるのなら…と入院することを決意しました。
親に話す時めちゃくちゃ後ろめたくて、モゴモゴと入院したい旨を伝えました。
そして入院施設のある精神科に転院。主治医が変わりました。今では主治医大好きなのですが第一印象は最悪でした。入院したいと伝えたところ。
「病気じゃないかな〜。入院も必要ないと思います。でも入院したいなら入院しましょう!荷物持って明日また来てね。」
………おいおいおい!病気じゃない(後で聞いたら典型的な"うつ病"ではないという意味でした)ってどういうこと!?ファッヘラってこと??全部私が悪いってコト!?!?…という気持ちで心の中で中指を立ててしまいました。
というわけで入院が決まったねむさん。入院の準備をしました。親に着替えを買ってもらったり、お風呂セットを用意したりしました。ここら辺はもうあまり覚えてないですね…
入院の種類について
ところで、精神科の入院にはいくつか種類があります。
まず病棟ですが、病棟に鍵がかかっていて外に出られない、大体ゲームもスマホもNGな閉鎖病棟。そして、鍵がかかっていない開放病棟。私は閉鎖病棟に入院しました。
そして形態について。あまり詳しくないのですが、一般的なのは任意入院と医療保護入院、措置入院あたりです。
任意入院は自分の同意で入院します。退院したい時は「退院したいです」って言えば退院させてもらえます。夜間とかは出来るだけやめてねって言われました。1回目の入院が任意入院でした。
医療保護入院は親等の同意で入院させられます。任意入院より制限が強いです。2回目の入院がこれでした。
最後、措置入院は警察とかに保護された人とかがなってるイメージです。確か都道府県知事の権限で入院させられるやつです。詳しくは自分で調べてみてね⭐︎
いざ!入院…!
2022年11月15日午前、入院。コロナの検査をしました。もちろん陰性です。
鍵付きのドアを抜けて、まずはナースステーションで採血をしたりしました。あとは入念な荷物検査。危険物は持ち込めません。スマホもゲームも音楽プレイヤーも持ち込めません。
私の入院した病院は、入院中は完全にスマホ類NGでした。これが1番キツいかも。
荷物検査が終わったらすぐ昼食でした。メニューは焼きそば。見た目がみすぼらしくて(コラ)、刑務所に来たのかと思いました。食事はみんなで食堂に集まっていただきます。自分の席が決まっていて、食事の時間に呼ばれて行くと、既に席に食事が用意されています。食事についてはまた後ほど。
そして、昼食後。やることが…………ない。仕方がないので少し昼寝をしました。起きたら時間が…あんまり進んでない。暇。え、これずっとやるの?やばいとんでもないところに来てしまった…!
後悔先に立たず。2週間の入院生活が幕を開けました。
少し長くなってしまったので何回かに分けたいと思います。ゆっくり読んでいただけたら幸いです。それではまたお会いしましょう!