7月10日の日記「好き」

日記、忘れかけてた。

今日は仕事に行ってない。
休暇をもらったからだ。
残ってほしいんだろうな。

今日は「好き」について。

僕は基本的に人のことが好きだ。
詳しく言うと、他人だった人のことを知っていくうちに嫌えなくなるといったほうが正確。
これは別に恋愛とかに限った話じゃなくて、その人の個性というか大事にしているものというか、思い出というか…。
そういったパーソナルなことを知っていくと嫌いになれなくなる。
子供の頃のエピソード、好きなお菓子などがその人をどんどん鮮明にしていく。ある一定ラインを超えて、たまらなく好きになってしまった人と付き合うのだろうか?僕も明確に自分の「LIKE」と「LOVE」を区別したことはない。

誰とでも付き合いたいとかそういう無差別的なニュアンスではなくて博愛?とでも言おうか。思いやる気持ちというか…。
そういう思いやり的なものの際限が無いので、他人に感情移入しすぎて無駄に心を振り回される事がある。
少しでも思考回路の一端を知っている人の心の動きを想像してしまう。

こんな可愛い感性の人が傷ついている。
それだけで僕も泣きそうになる。
言語化が難しいけど、そういう感じ。

そもそも恋愛の好きとソレ以外の区別なんてものがあるのだろうか。

うーん、難しい。

逆に言うと、例えばビーバーがダムを一生懸命作っているときに感じる可愛いと、恋人が料理を作っているときに感じる好きは同じだし。
ラッコが貝殻を大事にしているのを見るのと、恋人がキーホルダーをカバンにつけているのを見たときの気持ちは近い。
道行く人にも可愛いと思う瞬間はある。
恋人を見つけた瞬間に表情が明るくなった、待ち合わせをしている知らない人だったり、例えば好きなキャラクターの小ものを身につけたりしている人にも可愛いと感じる。
恋人との区別があるとしたら、他人と比べて可愛いと思う瞬間が比べ物にならないほど多いのと、前提として可愛いから評価がスタートしている点かもしれない。

だからこそ他人が嫌なことをしてきたときより、
可愛いという評価を前提として持っている恋人が嫌な態度をとってきた時のほうが嫌な気持ちになるのかも。
他人には前提として期待する気持ちなんて基本的に無いわけだし、その他人が嫌なことをしてきても、まあそんなもんだよなとなる。
あと、恋人の他人との違いは、明確に自分を恋人と認識している点にあって、その前提を共有したうえでの緩みというか隙みたいなものは、本来他人ならマイナスな評価になるのだが、逆に隙が嬉しいみたいな反転を起こすことがある。
これも基本的に可愛いというのに含まれるのかもしれないけど。

まあいろいろ言ってきたけど、恋人に対する好きはかなり特殊な、無敵感がある。理屈を弾き飛ばす瞬間がある。
他人への好きはある程度根拠があって、逆に言うとその根拠がない限り好きだなとは思わない。
だからその根拠になるその人の情報というものが必要不可欠になる。

今日は珍しくまともに日記というか意見を書けた。
こういう思考の記録をしておくのは良いと思う。
みんなも書こう!!!

あと忘れてた
「映画大好きポンポさん」
正直、タイトルで舐めてたんですけど、めちゃくちゃ面白かった。
登場人物のかっこよさ、構図、展開、描き方?というものが本当にどこをとっても最高で、批判する余地がない。とりあえず僕は最高だと思いました!
なんといっても終わり方がかっこよかった。エンドロールに入るときのオシャレさって言うんでしょうか?いやぁ、かなり好きでした。
最近「ルックバック」を観たばかりで、創作者目線の作品が観たいなと思って何の気無しに再生したんですけどぶっ飛びました。
創作っていいね。
頭の中身出してこう!!!!!!!!

おやすみ!!!!!!

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