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パリ五輪観戦記

こんばんは、しゃなせんぱぃです。


パリ五輪が7/26に始まりましたね。

毎日熱戦が続いていて、スポーツ好きのわたしとしては幸せな日々が続いています。


五輪の良いところのひとつとして、普段あまり目にしない競技にも触れる機会がある、という事があると思います。

4年に1度(今回は3年に1度)の大舞台でトップを争う戦いとあってレベルも高いですし、単純にリアルタイムで観戦する事でその競技の魅力を知る事も多いですよね。



SNSで話題になったのが、「無課金おじさん」こと射撃の銀メダリスト、ユスフ・ディケチ選手。


一般的にメガネやサングラス等を着用し精度を高める選手が多いこの競技で、装備をつけず、さらには片手をポケットに突っ込んで射撃をする姿がかっこいいと有名になりました。


動画やイラストなども拡散されて大人気ですね。


こういう競技内容とは少し違う観点で話題になるのもSNSの良い使われ方のひとつだと思います。



スポーツの醍醐味として必ずあるものが“勝負”です。


勝ち負けが必ず決まる対戦競技。


五輪も悲喜こもごもで、番狂わせが起こることも珍しくありません。


今大会では女子レスリング50kg級の「絶対女王」と言われる須崎優衣選手が1回戦で敗れてしまいました。

須崎選手はこの大会まで国際大会94連勝中で、2021年の前回大会・東京五輪の金メダリストです。


その後敗者復活戦に回った須崎選手は見事勝ち抜き銅メダルを獲得したのですが、わたしが強く印象に残っているのが試合後のコメントです。

1回戦敗退後のコメント
「このオリンピックは私だけの夢じゃなかったので、今回本当に家族とか会社の皆さんとか友達とか本当にたくさんの人が来てくれていたので、本当に申し訳ない気持ちです。ここで終わってしまったのが信じられないです」「この3年間、本当にいろんな人に支えてもらってここまでやってきたんですけど、本当に私1人じゃなくてみんなの努力も無駄にしてしまったので本当に申し訳ない気持ちです」

銅メダル獲得後のコメント
「オリンピックチャンピオンの須崎優衣じゃなかったら、私には価値がないと思っていたんですけど、にもかかわらず、こうやって応援してくれる人がたくさんいた」



前述の通り五輪は4年に1度の世界一を決める大会。


特にレスリング選手にとってはそこで勝つ事の価値がとても重い種目です。


スポーツ漫画や映画等でも名場面や名言は数多くありますが、やはり生の声、本気で人生を懸けて努力してきた選手の発言はとても重みがあるな、と思いました。


「無駄」だったり「価値」だったり、試合直後の心の揺れがあるのでしょうが、心情をストレートに吐露する言葉はやはり胸に来るものがありますね。


軽はずみに頑張れとは言えませんが、今後の更なる活躍を期待したいですね。


ふう、


言いたい事言えたので今日はこの辺で。(勝手)


ヨルの五輪代表、しゃなせんぱぃでした。


【mini album『音戯噺』 の収録曲から一部デジタル先行配信中!】


音と映像で紡ぐ
『感情の共有と共鳴』

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