7-ラスボス フルパワーバッソ
朝の露より可憐な君へ
こんにちは、君の世界はもうすぐ父の日だってね。
君達人間って本当特別な日を作るの好きなんだね。
ま、僕らも家族とかの組織は大切にしてないわけじゃあないけどね。
じゃ、君とバッソ父さんの対決の続き行ってみよう(^o^)/
「パパ、頑張れ!」
おや、周りにいつの間にかバッソファミリーが勢揃い!
大きな垂れ幕を振ってバッソにエールを送っている。
だからってこっちも負けてられない!
「ヌオー!」
バッソの光に呼応するようにキースターが禍々しいドス黒い光を放つ。
「こ、これは?」
その光はバッソに吸い込まれ…!
「ガーハッハッハ!驚いたか!?これこそがわしの真の戦闘モード、フルパワーバッソ様だ!正義の味方すら見せたことないがお前の生意気な悪あがきがやけに気に入ったからな。奪ったキースターのカケラに我が魔族の力を溜め込んできたのは無駄じゃあなかったな!」
光が解けて現れたのはバッソの顔した巨大な竜だった。
体全体が赤銅色の炎に包まれている!
光を放った後のキースターは今度、こちらに語りかけるように小さく輝き出した。
何々、これでその禍々しい光ごとバッソをやっつけろと?
「ふん、そのチンケな力でこのわしをやっつけるだと?出来るものならやってみろ!」
両手で挟む、首を振りながら炎を吐く、壁まで叩きつけてくる突風、更には長い首を伸ばして噛み付こうとしてくる!
攻撃のバリエーションは少なくなったがどれもが全体に渡る広い攻撃範囲で威力も高い!
しかも、攻撃も当てにくく、弱点を探して早めに決着つけないと勝ち目がない。
これに勝つと感動のエンディングだ頑張れ!
君の冒険はもうすぐ終わるけど僕達の関係は終わらないよね?
じゃ、また今度も遊ぼうね(^O^)/
byフルト
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a