その時間は季節の魅力に引きこむ
何となく好きだって誰かに言ったらその思いはより強まるって不思議じゃない?
あのね、ある人と季節によって良いなって思う時間があるって話。
ほら昔々の随筆家、清少納言さんみたいに。
そんな話してたら長くなりそうだからこっちにまとめてみた。
と言うわけで、僕なりに好きな時間を語るよ(^.^)
先ずは、春は夕方。
華やかに彩る草花に夕日のオレンジやピンク色の空がかかり、その草花はリラックスした優しい色合いとなり風に揺れる。
子供達は沢山遊んで泥だらけでも元気良く晩ご飯楽しみに家へ走る。
鳥も里へ帰っていく。
柔らかな光が手を振って微笑んでいるような優しい時間。
夏は明け方。
太陽の黄金の光がまだ届かない蒼の弱い光のみの空間。
緑の葉をつけた木々は蒼と溶け合いより深い緑を主張する。
朝露の、自然の香りを風に乗せて生物達に届ける。
心地よい命の時間。
秋はお昼。
お天道様より高く限りない青空を彩るは白い雲と舞い踊る深い紅。
地面には黄色い落ち葉の絨毯が敷き詰められその下で小さな命が眠る。
天と地、二つの世界が織りなす贅沢な時間。
冬は夜。
煌びやかなイルミネーションが心踊らす。
クリスマス関係なくてもワクワクする。
寒い時なら雪の白がイルミネーションの様々な色を反射させて光のドレスを着た雪の舞踏会だ。
派手じゃなくても街灯の光でも渋くていい。
その下を通り過ぎるコートを着た人達も雪を帽子や肩に乗せてたりそれもまた格好いい。
晴れた夜空には大きな星が瞬き、命を生み出す赤い光の鳥を探す。
街と空の光で深い闇を彩る華やかな時間。
嗚呼、季節って素晴らしい!
いいとこばかりじゃないけどそれぞれの楽しみな時間があって、生きる喜びを与えてくれる。
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自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a