2024年という年
2024年という年の折り返し。
前半の振り返りをしてみようと思う。
なんと言ってもこの年は、出会いと別れの年である。
たくさんのはじめまして、数年ぶりに会う後輩、
そして、祖母の死。
姪の成長と。
まぁ忙しいこと。何よりである。
出会いの中でよかったことは、とにかく若い人の感覚に触れる環境にいるということ。
これは、とんでもなく貴重な体験である。
一時間に一本しか走らぬ電車の田舎では、不可能に近い。
やはり、特徴的なのは、エナジーがあるということ。それが、正も、負でも。である
水面下にある感情に触れる時、
これ以上のない発見と自分にない感覚に巡り合うことができる。
自分にとっての常識が、相手にとってそうではない。
ある考えに至るには、
それが起因し、その考えに至るのだと。
この過程までを一つひとつ解いていき、自分に落とし込むことが、表現する中でとても良いエッセンスになっていると2024のナカイは思う。
別れとは、いかに死と向き合えるかであった。
訃報は突然に
通知音を鳴らすことなく送られてきた。
信じることのできない事実を、実感するため
家族の家族に電話し、改めて事実を知る。
生の美しさは、死の儚さに近い光を持つ。
すくすくと育つ姪を見て、祖母は亡くなった。
去る前に残していった笑顔と、未来への眼差しは、誰よりも美しい輝きを持っていた。
その輝きを胸に前に進むこと。
それを誰かに共有すること。それが死と向き合うということだろう。
人は、成長しなければならない時が来る。
想いを託された時、足を一歩
一歩前へと、進めていくのだ。