キミトメロディ
僕の気持ちは伝わらない
そんな言葉首にまきつけ着飾るのさ
誰でもない君に当てた歌など
電波に乗って届くことは無いから
僕はきっと愛がわからず
受け取っただけ飲み込んでしまうだろう
河川敷に咲くハルジオンには
愛を注げるのに
僕はこれでも優しい人でいたくて
たくさんの偽善を振りまいた
それを頼りに生きてる人が
半径10m以内で
赤ずきんを狙うオオカミのよう
僕の気持ちは伝わらない
伝えようともせず嘆く僕は
もみくちゃにする人の並と同じ
こうして泣かせたこうして殺したんだ
だから僕の気持ちは伝わらない
そんな言葉首にまきつけ着飾るのさ
誰でもない君に当てた歌など
電波に乗って届くことは無いから
僕は少しずつ欲求を喰われ
忘れられたらいいなと夢を見る
君のためになればいいとは思うけど
君は僕を忘れていて欲しい
あれだけ悲しい顔させた僕が
少しでも幸せそうな僕を見て
また悲しい顔をするのは嫌なんだ
曲がりなりにも愛してくれてたから
僕の思いはオオカミにくれてやるもんか
僕の気持ちは伝わらない
あなたでいるための装置じゃない
僕足らしめるのは僕の意思だ
涙の海浮かぶ太陽を見よ
でも僕の気持ちは伝わらない
そんな言葉首にまきつけ着飾るのさ
誰でもない君に当てた歌などすこしでもいろづくなら
電波に乗って届くことは無いから
それでもいい生きづらい世界が
すこしでもいろづくなら