東京症候群
生まれも育ちも高知県の僕ですが、昔から、一人暮らしをしてみたいなと思っていました。今では、東京で一人暮らしをしたいと思っています。
こんなことを言うと「おれ今は県外におるけど、逆に高知に帰りたいわ」とか「高知っていいとこだよ」とか「東京まで行かんでも、せめて大阪くらいにしたら?」みたいな言葉を投げかけてくる人が結構いるんですよ。
もちろん今住んでいるこの街も好きですし、東京にはない魅力があることもわかっています。でもほら、例えば寒さに凍えるマッチ売りの少女に「冬には冬の良さがあるよ」だなんて言ったって、救いにはならないじゃないですか。
だから僕は、東京に出るのです。
−−みたいなことを、最近、割りと周りに言うようにしています。理由は簡単。僕が、動きたがらない人間だからです。
いえね、東京に出たい気持ちは本当なんですよ。人生一度切りだからやりたいことはやっておきたいし、高知県でしか生活をしたことがないのに「高知県だいすき!」なんて言ったって、ちょっと、説得力がありませんし。
ただほら、引っ越しの準備ってめんどうじゃないですかぁ。お金もかかるじゃないですかぁ。一人暮らしって、絶対、楽しいことばかりではないじゃないですかぁ。
だからこう、ちょっと、足踏みをしてしまうのです。ですので、自分に発破かける意味も込めて周りに言っておこうかなと。そうすれば、口だけ男になりたくないがために行動しそうでしょ。
ということで、今日も賃貸物件の検索サイトでいろいろ見てたんですけど、やっぱり東京ってすごいね! 物件の数多すぎ! 既にめんどくさくなってきたよ!
そもそも一人暮らし自体したことないので、こういうときの手順というかなんというか、コツみたいなものがわからないんだよなぁ。そもそも東京で住むならどの辺がいいんだろうか。いろいろ聞いてはみてるんだけど。
年が明ける頃には引っ越せればと思ってるんだけど、そのとき寒さに凍えないように、しっかり準備しなくちゃ。
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