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耐圧構造の改善に関する報告2

 僕と私の隔離が上手くいきつつある。手錠をかけて独房を開けてやったら、意外なほどすんなりと入ってくれた。
 根拠のない不安感も、これ私の悪口やんなあという想像も、これからは全部他人事になるとおもう。
 目下の問題は、悪い人から悪い部分を隔離して、後にのこった僕が一体どんな人間なのかが全くわからないということだ。
 良いことはなくてもいいから、せめて悪いことが起きなければいいとおもう。

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