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【秦瑞穂の夜蜜】2022.8.25

アーカイブは配信から14日間視聴可能!

今回の秦さんは浴衣姿での登場!
まさに、見る納涼。とても素敵でした。

そして、今回はなんといっても…夜蜜発のギャルゲー企画「はたメモ」。
これにつきます。
発端は、今月の配信用に秦さんに考えていただいたメールテーマ案がいくつかあって。それを組み合わせたら「もしかしてギャルゲー的なことができるのでは…?」と逆に秦さんに提案したことがきっかけ。

そこから秦さんから2択問題が秒で送られて来て驚きました。
(配信で使ったヤツ全問です。すごくないですか…!?)
ゲームシステムとプロローグ・エンディングは僕が整えてましたが、これはクリエイティブ心のある秦さんの夜蜜だからできた結晶かと。
続編があるのかはわかりませんが…その時までお楽しみに。

次回の「秦瑞穂の夜蜜」は9月22日!

文責 構成作家・井上


「はたメモ」エンディング一覧

マルチエンディング方式を採用した「はたメモ」のエンディング全パターンです。

好感度:101以上

告白は大成功!
その後、幼馴染みである2人はすでに気の知れた仲であることを理由に、あなたが長野にいる間に結婚を即決。
予想だにしなかったスピード感でハッピーライフが始まります。
--- 視聴者の皆さんはここでコメントを打つ準備をしてください ---
その1年後にはなんと…子供を授かることに。生まれた子供の名前を書き込んでください。
1番目に書き込まれた名前が2人の子供の名前です。

好感度:100~71

あなたからの告白にコクンと小さくうなずくミズホ。
2人はぎこちなく手を繋ぎながら夏祭りを後にします。
しばらくは長野とあなたが住む街で遠距離恋愛が続きそうですが、ミズホも長野を離れて暮らすことを考えているようです。

好感度:70~41

幼馴染みからの突然の告白に動揺するミズホ。
「ちょっとだけ考えさせて…」
夏祭りから数日。長野を離れるその時間までとうとう返答はなかった。
いきなり告白だなんて、急に距離を詰めすぎたかもしれない。
そんなことを考えながら長野駅へと向かうと、改札前には真っ白なワンピースを着た女性が立っていた。
―――ミズホだ。
「あの話の続きなんだけど…」と少し気まずそうに話を切り出すミズホからの答えは意外にもOKの返事だった。
ホッとする間もなく、新幹線の時間が近づいて焦っていると「お弁当、作って来た…」と渡された紙袋を持って急いでホームへと走る。
列車が動き出し、ひと息ついて紙袋を見ると…プラスチック容器には、とめてる輪ゴムが今にもはち切れそうなメガトンおにぎり。
笑みをこぼした目に飛び込む晩夏の田園は、いつもの長野の帰省とちょっと違って見えた。

好感度:40~11

「ごめん…あなたのこと、彼氏として見れないんだよね」。
あっさりとした返事に落ち込んだが、そんな気もしていた。
でも想いを伝えることができて、長年胸をつかえていたものが取れた気がした。
別れて自宅に戻った後、ミズホからLINEが届いた。
「あなたの事は幼馴染みとしては大好きだからね!」
俺とミズホはこれからもずっと幼馴染みだ。

好感度:10~1

「私…今、彼氏いるんだよね」
まさかのリサーチ不足!
しかし…彼氏がいるのに急な誘いに乗って来たり、わざわざ浴衣を着たり、手を繋いでも大して嫌がらなかったり…なんだか変なヤツだな。
その不信感から、俺はミズホのことがちょっと嫌いになった。

好感度:0~マイナス50

「おい!お前みたいなクラスで5軍だったクソが私と付き合えるわけねぇだろ!ジジイ!塩貸せ!お清めじゃ!」
ミズホはフライドポテトの屋台のオヤジから食塩の袋をかっぱらい、俺の顔面向かって塩を力いっぱい叩きつけた。
ひと夏の恋はしょっぱく終わった。

好感度:マイナス51以下

ミズホの顔が猛スピードでぐるぐると時計回りに回転し、上下逆さまの状態でピタリと静止した。
ミズホは口を開かず、直接俺の脳に語り掛けてくる。
「いいか、坊主?【お尻かめはめ波】はお前にはまだ早い。あと…グリセリンの佃煮って知ってる?」
ミズホの急変にワキ汗が止まらない俺。
気づけば、さっきまでいた夏祭りの会場はなくなり、空は血のように真っ赤に染まってどこまでも広がっている。
『ミズホ、いったいどうしたの…?』
そう聞くと、ミズホは顔全体を緑と赤の交互に点滅させながら答えた。
「フランス国歌は逆から歌えませ~ん!」
ダメだ、会話にならない…。
動揺していると、“顔逆さまミズホ”の顔の前あたりに小さな黒い穴が出現した。
言い様のない不思議な魅力にとりつかれ、その穴を人差し指でチョンと触ってみると、ガバッと大きく開いた空間に飲み込まれてしまった。
Fin.

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