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それは人類愛なのか


私は人から女性らしく見られることが多いですが、自分ではとても中性的な人間であると思っています。

小学生の頃は、一度もスカートを履きませんでした。


プリンセスとかピンクとか、キラキラふわふわに反応したことは無く、女の子のグループとか女子トーク的なものも居心地が悪く、あまり楽しめたことがありませんでした。
近所の幼馴染みは男の子ばかりだったので、小さい頃は男の子とばかり遊んでいました。


そんな私がいつも惹かれるのは、男女共に中性的な人でした。
自分と似たものを感じて、親近感を覚えるからだと思います。


一方で、とても女性らしい人、とても男性らしい人にも惹かれる傾向もありました。
自分には無い魅力に惹かれるからかもしれません。


自分が惹かれる人間の幅の広さに、
『結局のところ何でもアリ?』
と疑問に感じたこともありました。

10代から20代の頃は、
「私はバイセクシャルなのかも?」
と思っていたり、

ここ数年では、
「私はノンバイナリーになるのかも?」
と思ったりもしましたが、
どちらも私の感覚を的確に表すものではないようです。


私の中にある感覚を、あえて言葉にしようとするならば、
『人類愛』
のような気がしています。
なんか言葉にすると、大袈裟というか、嘘っぽいというか(笑)

だけどこれは子どもの頃からある感覚で、子どもの頃は人を好きになるのに性別という境界線は存在していなかったし(のちに母により矯正される)、
更に言うと、恋愛的な「好き」と、人として「好き」の境界線もけっこう曖昧だったりもします。

「好き」の度合いがいちいち大きいと言うか。

だから余計に、トガヒミコに共感しちゃったんですよね。


「すぐ好きになっちゃうの

動物でも、ヴィランでも、ヒーローでも、男の子でも、女の子でも

だってみんな綺麗な血ぃが流れてるんだもん」

トガヒミコ


わかるよおぉ!!トガちゃんわかるよおぉ(´;ω;`)!!
みんなカァイイよねぇ!!!

今まで生きてきて最も共感したのはもしかするとトガちゃんかもしれない。


この感覚、わかる人いるかなぁ?
それともみんなの中にもあるもの?

これを言うとコイツやべぇヤツだと思われそうで、人に話したことはないんですが(笑)


若い頃は、恋愛としての「好き」をどうしても意識してしまいがちだったけど、今は純粋に人としての「好き」という感覚で居られている気がします。

コミュ障で人と関わるのが苦手で、人の集団をとにかく避けようとする私だけど、結局のところ、人が大好きなんですよね。
だってみんなカァイイもんね。



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