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unkodayo
塀の上で(はちみつぱい)
1973年はちみつぱいの曲。
矢野顕子さんがカバーしています。
大学に入り下宿して初めての一人暮らし。
この曲が入ったオムニバスのアルバムをよく聞いていました。
当時は暗いと思っていたため、飛ばしていた曲ですが、年を重ねるととても味のある曲だと感じて、今は大好きです。
今でもこの曲を聴くと、入学当時の青臭く世間知らずなのに自信にあふれた下宿生活を思い出します。
♬空は未だ群青色の朝
外はそぼ降る純色の雨
窓にこびりついた残り顔流し
牛乳瓶に注ぎ込む雨よ
惚れられ惚れて早一年経って
若さと馬鹿さ空転りするさ
ヒールが七糎のブーツをはいて
ぼくを踏み潰して出ていった朝よ
塀の上で 塀の上で
ぼくは雨に流れみてただけさ
誘導灯が流し目くれて
広告塔が空に投げキッス
羽田から飛行機でロンドンへ
ぼくの嘆き持ってお嫁に行くんだね今日は
塀の上で 塀の上で
ぼくは雨に流れみてただけさ