夏この頃(かぐや姫）

「妹」のB面ですがアルバムには未収録のため、知る人ぞ知る名曲です。
普段なかなか聞くこともないですが、夏になるとふと頭に浮かびます。
かぐや姫や風のファンならまず気が付くと思いますが、この歌詞の「あいつ」は、風の「あいつ」と同一人物だと思いませんか？
しんみりした歌詞から始まりますが、さわやかなメロディーです。

♬夏この頃

我が家ではなんだかこの頃
静かな日々が続いてる
山で死んだあいつがいたころは
とても賑やかだったのに
白髪が増えたおやじも
将棋の相手がいないと
ふと愚痴をこぼしたりする

この頃僕もなんだか淋しくて
深夜放送を聞いたりする
夕べどこかであいつの好きだった
歌がかかっていたっけ
妹も部屋にこもり
ラジオ聞きながら泣いてた
好きだったんだねあいつのこと

通り雨過ぎた後に残る
香りは夏この頃
おふくろも嫌いなはずだった
子犬を飼ってみたりしている
今朝早く兄貴から
男の子が生まれたと知らされた
夏の暑い盛りに･･･