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【第二の人生】64の章:道教に通ずる

*登場人物*

  • 萬里→主婦でお役目持ってる、また少し自分のことを知ることができました。知れば知るほど逃げられない感が強まるとも言えます。

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里の指導とお目付役。どうせなら色々早く知りたいんだけど、小出しが多くて若干イラつく。


この前、H氏から聞いた『九節の杖』について
少し調べてみた。

まるでそのものを書き記した
文献がありとても驚いた。

<萬里ノートより>
2000~1800年前
九節の杖を持ち符呪を行い、
人々に叩頭思過(こうとうしか)させた。

符水(おまじないをしたお札とお水)を
飲ませ病を治す。

西洋で言うなら確実に
『魔女狩り』の対象者だ。

どう読み崩しても魔術師のように思える。

『九節の杖を持ち、それにより術を施し
人に自分の悪い行いと考えを改めさせた。
病は行いにより引き起こされるとされた。
行いを省み改める事が病を治すことに繋がる。

薬など無い時代に、
飲み薬として術を施した
お札とお水(符水)を飲ませ
身体を浄化し完治に導く。』

呪術を使うが
お金を取らない医者のようなものだ。

これが『癒しと治癒』
これも、民を救うためのもの。
そして、これも道教の教え。

『自業自得』とでもいうか
『己の行いが己に返る』
これをベースとしているように思える。

行い次第で病も治り
行い次第で病に蝕まれる
そんな考え。

『無為自然(ぶいじねん・むいしぜん)』
この考えが道教の基本。

作為をせず自然にあるがままに。

この辺りは長くなるので
気になる方は調べてみてくださいw

萬里の指導霊さん「張角」
・張角、張梁、張宝(黄巾の乱)
・無為自然
・太平道、太平経、太平清領書

三兄弟にはそれぞれ役割があった
張角→昇
張梁→護
張宝→癒

萬里は、
この張角の役割(昇)を持っている
兄弟三人、
今世も兄弟で指導霊として
存在(見えない姿)している。

残りの二人が
萬里の身内に潜在してるらしいけど、
後の二人が受け入れ開花するまでは
この三役(昇・護・癒)を一人で
こなさなければならない。

ちなみに、
残りの二人が誰なのかは
分かってるんだけど、
今はまだまだ本人に
言えるような状況ではない。

まずは今の萬里が何をするべきか
何が必要なのか色々と知ってから
明かされていくみたい。

とにかく、
『前世の人と同じようにやれ!』
という事みたいだけど、
時代も環境も全く違うのに
それを現代で再現することが
できるのだろうか?!

この日の夜は、
なんだかホッとした気持ちと
だんだん濃くなっていく日常に対する
不安が入り混じっていた。

これから何が起こって
萬里はどうなっていくんだろ?

お布団に入りウトウトし始めた時
井戸の中から外を見ているような
景色から始まった。

その視界にスッと三人の人影が!?

井戸を覗き込むように
萬里を見下ろしている。

始めは状況がわからず
『わーっ!』と起きてしまったが、
良く考えたら「怖い」という感情はなかった。

いつもの彷徨う死人とは何か違うような・・・。
あの人たちは何だったんだろう?
男性だという事はわかる、
気になる事はひとまず、すぐにH氏へ。

H氏「それは、
先日のちいさんの対応の時の
病気の子の目線です。
萬里ちゃんが対応している時に
後ろに来られたお三方が
その様子を三人で囲んで
覗き込んでおられたので
それをそのまま追体験して
見たものでしょう。」

萬里「へぇ~!やっぱり!
怖い人達じゃなかったんですね。
ありがたいことだ。」

最近H氏は、サクヤさんちよりも
直接ウチへ来ることが多くなってきた。

ダーリンは遠まわしに
不満をぶつけているが、
たぶん、H氏はそれも承知の上で
自分の役目を全うしようとしているのだろう。

そう、
それは、萬里も言われてる。

「恨まれる覚悟を持て」
「報われると思うな」

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