【第一の人生】86の章:不倫、略奪婚の行く末ってそんなもんでしょ
*登場人物*
萬里→主婦!下の子供遊ばせながら、K美の相談受ける毎日
K美→萬里中学の頃からの友人(不倫の末、略奪婚。現在旦那は絶賛浮気中!)
萬里の自宅に
K美夫妻が来た
会話しながらこの男の
人となりを見た。
考え方は子供
責任感はありそうに見えない
口の利き方雑
頭悪そう
イケメンの自覚あり
女にモテる自信あり
子供に対する愛情薄い
人に対する愛情も心も
あまり感じられない。
K夫はK美の車も
勝手に売り飛ばし、
自分の車を買い改造にまで
お金をかけていた。
萬里「なんであの人が
良かったと?」
K美「だって、
会った時から優しくて、
奥さんより私がいい!
って言ってくれてたから、
私を選んでくれたのが
嬉しかったし、
体の相性もいい。」
他の誰かと比べて
自分を選んでくれた、
やっと一番になれた喜び
それだけのように聞こえた。
萬里「で、浮気されてんのに
なんでノロケられるワケ?
どうしたいと?」
K美「旦那と色々話したけど
どっちつかず。
私はウチに帰ってきてくれて
一緒に寝てくれるなら
それでいい。」
萬里「あんたもしかして
ヒステリーおこして
旦那責めたり
してないよね?」
K美「少し、言った・・・。」
・・・
萬里「結局あんたが
どうしたいかハッキリ決めて、
相手に伝えんことには
この先何も考えられんやろ!
浮気に走る原因が
あんたになかったとは言えん!
冷静に話し合って
旦那の意向や言い分も
聞いてやったら?」
それから
しばらく日が経ち
次に連絡があった
その内容は
K美「相手の女が妊娠した・・・。」
萬里「わかってたことやん。
あんたがやったことが
自分に返って来ただけ
旦那や相手だけを
責めるつもりなら、
まずあんたは前の奥さんに
詫び入れに行けよ!」
K美「慰謝料取ろうと思う。」
萬里「そのつもりなら
まず、前の奥さんに
感謝しなさいよ!
あんたは慰謝料なんか
1円も請求されてないんやけん!
なに急に自分だけ被害者ヅラで
金巻き上げようとしよると?
養育費は子どもの権利やけん
もらうのはわかるけど。
慰謝料はあんたも同罪やん!」
K美「だって悔しいやん!
なんであんなブスに旦那
寝とられないかんと!?
負けるみたいで嫌やけん
今までの精神的苦痛受けた分と
私の車ぐらいは
買ってもらわんと割に合わん!
そのへんは多分お金ないし
旦那と話しても無駄やけん
旦那の父親に請求する。
だって義父さんは
私の味方やけん。
前の奥さんより
私が嫁に来てくれて良かったって
私を可愛がってくれてたし
私が困ってるって言えば
してくれると思う。
義父は親やし、
息子の責任を取らせる。」
どこまでも汚くあさましい女・・・。
ブスに取られる?
美人だったら文句なかったのか?
自分と比較した結果
腹が立つのか?
散々なだめてきたが
なんかもう、
ため息しか出ない。
K夫が我が家へきた時の
影響なのか余韻なのか
身体が尋常じゃなく重い。
萬里ちょっと疲れてきたわぁ。
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