【第一の人生】85の章:K美夫とご対面
*登場人物*
萬里→主婦!二人目のチビに悪戦苦闘!(K美の相談に乗っている。いよいよK美旦那がウチへ来るらしい)
K美→萬里中学の頃からの友人(不倫、妊娠、略奪婚からの夫の浮気に悩む)
K夫→ウチらの7才年下(○川急便の社員)
日程を合わせ
萬里のおウチへ
K美夫妻と子供達が
来ることになった
K美がウチへ来る頃
萬里はキッチンで
お茶の準備をしていた
チャイムが鳴り
インターホンで
「開いてるから
上がっていいよ!」と言って
萬里はそのまま
キッチンで待ってた
K美・K夫「おじゃまします。」
とドアが開いた瞬間
ブワッと大波に飲まれた感覚
地球が揺れたかのような
大きなめまいと
頭の圧迫感で思考が真っ白
身体の力が抜けて
耐えられず
キッチンで座り込んでしまった
入ってきたK美
K美「萬里どうしたん?」
萬里「あ~、
ちょっと立ちくらみ
すぐ治まると思うけん
適当に座ってて。」
生まれて初めての感覚
今までにない強烈な症状・・・
『やっぱ、
あの旦那なんかあるぞ。』
ちょっと落ち着いて
お茶を出しつつ
K美旦那を見た
腰パンでブカブカのジーンズ
なんか田舎に居そうな
B系カブレ
年齢聞いてなかったが
これ間違いなく20代だぞ・・・
そして萬里の目がおかしいのか?
とも思うが
K夫の皮膚がウロコに見えた
『皮膚疾患か何かなのかな?』
イマドキではあるが、
清潔感のないチャラ男で
なんか不愉快
萬里「あんた歳いくつ?」
K夫「28です。」
この時点で7歳差
萬里「若すぎ!」
K美「でもね、
私童顔やし
一緒に居ても
年上には思われんとよ。」
萬里「それは、
あんたの主観やろ?
世間はどう思っとるか
わからんやろ。」
K美「いや~、実際に
言われたことあるし。」
萬里「ふぅ~ん、
んなら、そうやろね。」
どうでもいいわぁ〜(;´д`)
実につまらん会話
萬里「で、出身は?
地元どこ?」
K夫「筑○市です。」
萬里「あ~筑○は
あんたみたいな
クソガキ多いもんね~。」
これは萬里の主観である。
K夫「いやぁ~
自分そんなに悪くなかった
っすよ~。」
うん、それはわかる
萬里は本物のヤンチャな人
いっぱい見てきたし、
おまえさんはどちらかというと
パシリタイプだよ(-_-)
会話はしてるんだけど
萬里は何故か気持ち悪くて
K夫の顔と目をまともに見れない
なんだろ?モヤモヤっとする
萬里「あんたさ~
K美のどこが良かったと?」
K夫「え?あ~・・・。」
ずいぶんと間が長い。
K夫「可愛いところ。」
K美「な~ん、もっと
他にもあるやろ~。」
K夫「優しいところ。」
K美「え〜、それだけぇ?」
キャッキャッ
ってハシャぐなっ(ꐦ°᷄д°᷅)
浮気確定中の旦那と
なぜこんなにイチャつけるのか
わからない。
そして、
どうしても不思議に思っていた
気になることを聞いてみた。
萬里「ねぇ、家族と
ご飯食べんらしいけど
なんで?
会社でも食べんと?
飲み会の時とか
どうしてんの?」
K夫「いや、自宅で
食べる癖がないから
いつも車ん中で食べてますよ。
仕事柄時間がないのも
あるし、飲み会は行きますけど、
ジュース飲んでます。」
萬里「え?酒も飲まず
食べ物も食べず、
ジュースすすってるだけ?!
なにそれ?!お茶会?!
そんな飲み会楽しい?」
K夫「酒は好きなんですけど
トラック運転だから、
飲酒には厳しいし
飲み会の時は運転手にも
なるんで。」
萬里「え?下っ端?」
とか、
笑いながら話してるんだけど
萬里が聞きたいのは
そんな事ではない
なんだかこの二人会話にならん。
あ、だからか
同じレベルだから
この二人はくっついたんだ。
なんだろう・・・、
この二人がウチに来てから
自宅に居るのに
昔嗅いだ覚えのある
生臭さが突然鼻を突く。
そして、
とにかく気分悪い・・・。
もう、
早く帰ってぇ_| ̄|○
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