【第一の人生】90の章:男にとって一番の女を夢見る女
*登場人物*
萬里→主婦!(K美の行動にブチギレ。しかしまだ話は聞いてあげてる)
K美→萬里中学生の頃からの友人(不倫→妊娠→略奪婚→夫の浮気→別居→離婚に向かう)
ボーカル男→K美をバーで引っ掛け、そのままホテルINした男(なんか地元では、かなり有名なボーカルらしい)
それでも
その後もK美との
やりとりは続く
ボーカル男は
その後も連絡くれるし
K美が一番だから。って
言ってくれるって
ノロケ話(; ̄ェ ̄)
そして特別な女の印に
ボーカル男が身に付けていた
『革のブレス』をもらったと・・・。
現物見せてもらったが
どうみても使い古して
もう捨てようかな
ってレベルのきったないブレス。
萬里「え?それ、
使い古していらんかったけん
あんたにやったんやないと?」
K美「ううん、
『いくつも持ってる
アクセサリーの中で
一番長く身に付けて大事に
しとったものやけん
大事なお前にして欲しい』って。
『いつも俺が傍に
いるように感じるやろ』って
言ってくれたもん。
彼にはファンもいっぱい居るし
ライバルは多いけど
私はそう言ってくれる
ボーカル男を信じる!」
萬里「なに?この状況で
付き合うとでも言うと?」
K美「うん、
私は別居中の身で
ボーカル男は
大勢のファンがおる。
やっぱり、
彼の活動の邪魔はできんし
私はまだ離婚してないし
公にできんのは
お互い承知の上やけん。」
今度はロミオとジュリエット?!
また悲劇のヒロイン気取り。
萬里「あんた
随分浮かれとるけど、
誰がどう見ても
遊ばれてるよ・・・。」
K美「萬里は
ボーカル男に
会った事ないんやし
分からんやん!
私が羨ましいんやろ?」
羨ましい・・・?
んなわけねぇじゃんっ!!
K美と顔合わすと、
萬里の感情が
高ぶって冷静さを失うように
なっていたので、
もう、会わずに
チャットやメールで
会話をするようにしていた。
当時はまだLINEなどは
なかったので、
パソコンでSNSを
使ってのやり取り。
K美「車買ってもらうんだけど
何がいいと思う?」
萬里「好きなのにすれば?
義父気に入られとんなら
言えば何でも
買ってくれるんやない?」
K美「うん、
箱型の軽にしようかな。」
萬里「・・・。」
はぁ、
どうでもいいぃ。
SNS上では
ウチの子はとても優しいので
私の育て方は間違ってなかったとか
ウチの子の病気の経過
母としてどれだけ頑張っているか、
今日は子供達のために
こんな事してあげました!
等々
母親ちゃんとやってますアピール
ホント、何を見ても
毎日胸糞悪い
もう、気遣いとか忘れて
萬里も思うままの
書き込みをした。
萬里「家じゃなんにも
してないくせに
自分が母親のお手本みたいな
言い方やめてくれん!
子供の為にやることって
こういうところで
自慢することやないやろ?!」
K美「そりゃ、
自分でもわかっとるけど
だれかに認めてほしいもん
みんながコメントしてくれるのが
励みになるし。
そんな突き落すようなこと
言うの萬里だけよ!」
一般常識のある
人間の代表として
言わせていただいただけだ。
いや、まぁ、
怒りに任せて
ブチまけてるだけとも
言えなくもないけどね。
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