【第一の人生】4の章:みんな何かしらの役割を持っている
先代が活動していた時代
先代は中国を代表する祈祷師でした。
そして、当時
日本を代表する祈祷師が卑弥呼さんです。
まだ日本がいくつもの国で成り立っていた時代に
先代は一派を引き連れ船に乗り
中国から日本へ度々渡ってきておりました。
目的は何かと聞かれれば、
それは太平道・道教の教えを広め
民の力になるためです。
同志の
卑弥子さんへご挨拶をすることが
日本縦断の旅を始める前の礼儀でした。
この頃(後?)中国では
三国志への取っかかりとなる
黄巾の乱が起こることになります。
黄巾の乱の先頭に立ったのは
長男・張角
次男・張宝
三男・張梁
この三兄弟に術の使い方を記した書を
渡した仙人がいます。
それが思想家の「荘子」だったということを
現存の歴史書の中に書いてあるのかどうかは
歴史嫌いの萬里は知りませんです。
(思想家として伝わる荘子も実は
仙人レベルの術使いだったという)
その指南書こそが、前に出てきた
道教太平道の「太平清領書」なのです。
歴史好きの方々からすれば
時系列、順番、内容、どこかおかしな部分も
あるかもしれませんが、
そもそも何千年も前の出来事を
正確に言い伝え、書き伝えで残していくことは
とんでもなく難しい事だと思います。
だって人伝いの噂ほど
信憑性に欠けるものってないですよね?
萬里のお話も死んだ人達から
伝え聞き、視せられただけのことなので
「確定的なことではない。」と
ここでまた
再び繰り返し言うてみました。
そして、話は戻りますが
この三兄弟は、歴史にも残る現実のお役目と
同時に「あの世との関わり」に対する
重要な役割もそれぞれが
持っていました。
本当の意味での『三位一体』
でもって、大きな力を発揮できる術を持っている、
偉大な三兄弟。
その長男・張角さんは『昇』の役割を持つ方です。
萬里は先代から転生の度に受け継いだ役割に加え
この張角さんが持つ『昇』の役割も引き継いで
生まれてきてしまったようです。
〜『昇』の役割とは?
死者を帰るべきところ(天)へ昇らせ還す。
魂や想いを昇華させる。(生き死に共通)〜
人には必ず「守護霊様」と「指導霊様」の二人が
お付(憑)きになられます。
守護霊さんは、母のお腹で受胎した時から死ぬまで同じ方。
指導霊さんは、その人物の得意なことや
向き不向きに似つかう方。
指導霊さんは心の持ち方によって瞬時に入れ替わります、
良い事をすればそれに合う良き人物、
悪いことを考えたり実行したりする人には悪い人物が
その人間性を表すようにして来られます。
萬里には、
守護霊さんとして、御霊分けをした前世の萬里(先代さん)が居て
指導霊さんとして、
この三兄弟の『長男・張角さん』がおられます。
この三兄弟の絆は強く、
張角さんの弟達の役割を受けた人物が
長男の役割を持つ萬里と同世代の親族に
生まれて来ると聞きました。
その事を知った時、
それは誰なのか?
すぐにピンと来るほどの
素質を持った
親族が従兄弟の中に居ました。
残りの兄弟の役目を背負った二人は
たしかに身内にいますが
まだその役割は知らせておりません。
※次男・張宝の役割=『護』
石を用い(今で言うパワーストーン)
石を操り、阿吽の仁王像の如く護る力を以って
あらゆる人々を護る(生き死に共通)
※三男・張梁の役割=『癒』
術(術具)を用いて、
心と身体に起こる不具合、不調を
緩和、改善に導き癒しを与える役割
(生き死に共通)←死んでても痛みや苦しみを
抱えている者も多いため。
やはり、こんな重たい事を受け入れるには
タイミングや人としての経験や環境、
順序が必要で
そう言われたからと言って
「はい!喜んでお受けします!」
って人はそうそう居ないと思うのよ。
だって、萬里もそうでしたから・・・。
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