多汗症

多汗症(Hyperhidrosis)

この状態は、脳の一部が過剰に活動することによって引き起こされます。その原因は、ニューロン周辺の微小な障害、すなわち脳内のブロッケージ(詰まり)や、詰まりのある部位における神経伝達物質の弱化にあります。

脳内の微小な詰まりの原因は、通常、有毒な重金属です。また、これらは重金属の他、MSG(グルタミン酸ナトリウム)の蓄積や、殺虫剤から空気清浄剤に至るまでの化学毒素の組み合わせである可能性もあります。この状態に最も影響を与える有毒な重金属は銅です。

銅は伝導性と接地性を持つ金属であり、電気を引き寄せ、導きます。この性質が、脳へのメッセージの伝達を妨害します。脳組織内にある銅は、メッセージを予定された経路から外れた方向へと導くため、過剰な接地効果をもたらします。例えば、誰かと会話しているとき、銅がニューロンからエネルギーを引き出し、その結果として交感神経系が反応し、発汗を引き起こすことがあります。また、脳からメッセージを送る際にも銅が妨害します。たとえば、会話中に思考を電気インパルスを通じてニューロンから引き出そうとすると、銅がそのエネルギーを奪います。この物理的なエネルギーの損失を感知すると、神経系が排水されているように感じ、これが交感神経をさらに刺激し発汗を引き起こします。

銅中毒はニューロンに浸透し、神経伝達物質を弱化、破壊し、接地効果を増幅させます。脳内の特定部位にある銅は、電気がその微小な銅沈着物に触れると、さらに冷却効果を引き起こし、メッセージを伝える電気信号の強度を弱めます。

銅は交感神経系を通じたメッセージや信号を中断する主な原因であり、そのため、有毒な銅の存在は常に「闘争・逃走反応」が起きているように見える状態を作り出します。

身体中の神経は脳から送られたメッセージを受け取ります。脳は電圧の役割を果たしており、脳内で発生する電気はニューロンと電気インパルスによって、体中の神経にメッセージを送ります。神経には、電気を接地周波数やエネルギーに変換するものもあり、交感神経がその例です。交感神経は小さく密度が高い構造を持っています。一方、より大きな神経は密度が低いです。脳内に銅が存在すると、この交感神経系の接地機能が乱されます。銅はすでに交感神経に向かうメッセージを接地しており、それがスイッチを切り替える役割を果たします。この不安定な信号が多汗症を引き起こします。

副腎の影響
脳は交感神経の不安定さを感知し、問題があると副腎にメッセージを送ります。この結果、副腎が過剰に反応し、発汗を増加させる可能性があります。

低度のウイルス感染
帯状疱疹ウイルスのような低度のウイルスも多汗症に関与することがあります。迷走神経や三叉神経といった頭部神経の近くに帯状疱疹ウイルスが存在し、同時に体内の銅濃度が高い場合、この状態はより複雑で深刻になる可能性があります。このウイルスが銅を餌に生成する神経毒も、この状態を悪化させます。さらに、脳内の化学毒素やMSGが既存の銅とウイルスの状態を悪化させることもあります。

治癒の方法については、『Brain Saver』および『Brain Saver Protocols, Cleanses & Recipes』をご参照ください。

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