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マカ贔屓の産駒ファイル 017 ブロードチョイスの24・プルメリアグレースの24・ボヌールバトーの24
こんにちは。
このコーナーやってるおかげで、24年の種付メンバー見てても結構「あ、この馬去年もマカヒキだったよな!」とわかります。
わかったところでなんなんでしょうか。
17回目です。
24-049 ブロードチョイスの24 牡 栗毛
母父 A.P. Indy
母実績 米国 デビューせず
生産 浦河 ポパイステーブル
祖母Unbridled ElaineがBCディスタフ勝ち馬。
繁殖としてもアメリカやアイルランドに3頭の重賞馬を送り出している名牝です。
ブロードチョイスも競走デビューはしなかったものの、その血統を買われて繁殖としてダーレージャパンによって日本に連れてこられました。
しかし思ったほど実績は挙げられず、現在は別の牧場でのんびり繁殖生活を送っています。
7頭がデビュー済で中央では初仔のスプレンダー(父ファンタスティックライト)の1勝のみ。
ただしスプレンダーも繁殖として中央2勝馬のラキャラントシスを出していますし、別の半姉ウォーターウェイ(父コンデュイット)は笠松で通算成績11-8-3-2。キャリア24戦全て4着以上という活躍で繁殖入りしています。
近年はオーヴァルエース、ニシケンモノノフとややニッチな種牡馬を付けていたブロードチョイスですが、久しぶりの王道血統で結果は出るでしょうか。
五代クロスなしで、マカヒキ×A.P. Indy×Unbridled's Songとかなりアメリカらしいラインに。
やはりダートでしょうか。
24-050 プルメリアグレースの24 牡 鹿毛
母父 ロードカナロア
母実績 中央・地方未勝利
生産 日高 門別尚省
キングカメハメハ→カナロア→プルメリアと続くハワイ語シリーズが回り回って合流した配合となりました。
四代母ラストカツティングは兄2頭がイギリス・アイルランドのクラシックホースで、その良血を見込まれて繁殖として輸入。
ラインから中央重賞クラスは出ておらず、ファンタジーSで2着のモズハツコイ(母の半姉)が唯一のブラックタイプ。
他にも黒潮菊花賞を制したジャストタッチと佐賀重賞馬のフレッシュスキャンが大叔母にいる程度で、期待通りとは行っていません。
しかしモズハツコイが出たり、その子モズタンジロウも中央で2勝を挙げたり徐々に適応してきている印象。
プルメリアグレースの子たちも地方でそれぞれ勝利を挙げており、じわじわ実績は増えてきています。
母側のカナロア、バクシンオーからスピードタイプでしょう。
五代クロスもないですし、短距離〜マイルで息長くやってほしいですね。
24-051 ボヌールバトーの24 めす 鹿毛
母父 ジャングルポケット
母実績 中央未勝利
生産 日高 細川牧場
英ダービー馬を2頭輩出しているファミリーで、三代母BraiswickもカナダGⅠなど重賞3勝の名牝。
母の姉ウッドシップが4勝、さらに繁殖入りしてクロフネ×ウッドシップで仔に「ツインシップ」と命名されてちょっと話題になったりしてましたね。
また、本馬のいとこにあたるシャイニーセーラーはノルマンディー馬です。まだデビューしていませんが、まずまずいい馬だと思っています。
母ボヌールバトーは12走して3着が1回ありましたが未勝利で引退。
鞍上が武士沢騎手、柴山騎手、城戸騎手と並んでおり、なんとなくヤバい馬だったんだろうなと感じさせられます。
初仔ヴィタフェリーチェ(父アドマイヤマックス)は門別・兵庫で8勝を挙げていますが、他の馬は全く走らなかったり怪我がちだったりとイマイチぱっとしません。
とりあえず気性がちゃんとした、健康な子が出てほしいところ。
ディープ後継×ジャングルポケットはミッキースワローやバトルボーン、アブレイズにピンハイなど何頭もいるんですが、
父ディープインパクト×母父ジャングルポケットって1頭しかいないんですね。なんか意外。