マカ贔屓の産駒ファイル 007 シェッドラスターの24・シレリアナの24・シンキングカミユの24
こんにちは。
見てもいないマカヒキ産駒を勝手に語るシリーズ第7弾。
生産者さんはどんな思いでマカヒキを選んでくれているんでしょうか。
24-019 シェッドラスターの24 めす
母父 タートルボウル
母成績 中央0勝 地方1勝(岩手)
生産 新冠 メイタイファーム
祖母レスタンノールは、フェノーメノの全姉。
しかし近親に他の活躍馬はほとんどおらず、シェッドラスターの半弟コスモフロイデが先日中央3勝目を挙げたのと、シェッドラスターのいとこエコロドリームが平地3勝、障害1勝を挙げた程度。
フェノーメノだけのファミリーというのが現状です。
シェッドラスターの母としての初仔ラスターカノン(めす・父ウインバリアシオン)は門別デビューで現在3勝。
2番仔トーケンタカハール(牡・父レーヴミストラル)は川崎で4勝と、地方ではありますが箸にも棒にもかからないような馬は出ておらず、がんばっている方だと思います。
ただいずれも上位クラスでどうこう、という馬ではないので、本馬にはその辺りを期待したいところです。
24-020 シレリアナの24 めす
母父 ネオユニヴァース
母成績 未出走
生産 新冠 マリオステーブル
シレリアナは中央未出走で引退・繁殖入り。
祖母のイルバチオは南関の左海ジョッキーとともにアイビスサマーダッシュを制したことで有名です。
近親には今年の葵Sで2着のペアポルックスがいとこにいる血統。
短距離〜1800くらいの馬が多いファミリーです。
また、少し遡ったところからは大種牡馬ミルジョージも輩出。(三代母のいとこ)
シレリアナの初仔キイモップアップ(牡・父モンテロッソ)は今年1月にデビューしたものの2戦ともさっぱり通用せずあっさり抹消。
2番仔ヴァレスカ(めす・父シルバーステート)は今年これからデビュー。こちらもディープ種牡馬なので、この馬の適性や相性を測れるでしょうか。
サンデーの3×3で、父母父フレンチデピュティ、母母父はロイヤルアカデミーⅡ。
仕上がり早く、瞬発力の高い短距離〜マイルの子になりそうです。
ダートっぽいですが芝でもいける気もします。
2歳早期のうちに勝ち上がれればいろいろと、というかんじでしょうか。
24-021 シンキングカミユの24 牡
母父 タニノギムレット
母成績 中央0勝 地方6勝(岩手)
生産 日高 前野牧場
母シンキングカミユは中央ではさっぱり、岩手に移籍して6連勝、そして中央に戻るも結果出ず、という感じの特別実績ある馬ではありません。
祖母のいとこにペルーサ、母のはとこにアスクワイルドモアと、たまにメンタルに問題のある3歳重賞ウィナーが出る謎のファミリーです。
シンキングダンサーなど「シンキング」でおなじみ佐藤雄司オーナー・貞夫オーナーの持ち馬で、これまでの産駒も全てシンキング所有。
ここまで3頭全て地方デビューなので、おそらく本馬もこのままシンキングの名前がついて南関でデビューするのではないかと思います。
2番仔のシンキングキャロル(めす・父バゴ)が川崎でデビュー勝ちをおさめた1勝のみ。
母としては結果は出せていません。
母父タニノギムレットがどちらかというと父を立てるタイプなイメージなので、本馬は芝の方が合うんじゃないかなとも。
母はダートだったので色々な可能性を試してほしいですね。