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マカ贔屓の産駒ファイル 001 アスパラガスの24・アパパネの24・アララトの24

こんにちは。
マカヒキ大好きヨロスーです。

今回から新シリーズ「マカ贔屓」と称しまして、マカヒキ産駒を追いかけていく新企画をスタートします。
手が回らなくなったらやめます。


まだデビューは再来年なので、まずは今年生まれた当歳達を少しずつチェックしていきましょう。



24-001 アスパラガスの24 めす

母父 ティンバーカントリー
母成績 門別1勝 笠松6勝
生産 新冠 大作ステーブル

母名の五十音順なのでしかたないんですが、いきなり変な名前の母馬が登場。アスパラガスです。
産駒はブロッコリー、オクラ、ケールなど。本当に馬の話してます?

叔父(アスパラガスの弟)には中央で7勝を挙げたパリカラノテガミ。
また大叔母(アスパラガスの叔母)に2001年オークス馬レディパステルがいます。
よって本馬はマテンロウオリオンとはとこ同士(曽祖母ピンクタートル)になりますね。

血統で見ると父母父フレンチデピュティ、母父ティンバーカントリー、母母父ブライアンズタイムでかなりダート寄りになりそうな様子。
同じような配合のカデナを見ていても、マカヒキも現役時代走ってないだけで芝でもやれたでしょうね。

長兄ブロッコリー(父キンシャサノキセキ)は母アスパラガスを所有していた嶋田賢オーナー。ディーマジェスティやホエールキャプチャ、現役だとセットアップのオーナーですね。
未勝利を脱せず地方に転じて大井で4連勝し中央復帰。
中央復帰戦で2着になり本格化気配を見せましたが、その後善戦はするものの勝ちきるには及ばず、2着6回、3着1回を記録し、7歳で引退。
ダート中距離で息長くがんばりました。

2番仔オクラ(めす・父スマートファルコン)も嶋田オーナーで中央デビューも、体調整わず未勝利終了に間に合わなさそうなため、2戦でサラオクへ上場。
「オクラが競売にかけられる」というパワーワードを生み出し、その後は笠松・金沢で6勝を挙げました。
残念ながら「オクラが繁殖入り」は叶わなかったようです。

3番仔ケール(めす・父リアルインパクト)は嶋田オーナーは持たずに地方デビューで2勝。

4番仔ドリームキャット(めす・父ディスクリートキャット)。突然野菜から離れました。オーナーは嶋田氏。どうしたんですか。
門別デビューもすぐに名古屋へ移籍。2勝を挙げ、正月の世代重賞 新春ペガサスカップで3着の好走を見せたものの、その後は結果を残せず3歳暮れに引退。
嶋田オーナーはこの仔を最後に、アスパラガスを手放しています。

結局現在に至るまで6頭がデビューしているアスパラっ仔ですが、未だ中央勝利を挙げた産駒はおりません。
現状成功例がない分なかなか「これが合うのでは?」というのも言いづらく、マカヒキで大爆発というのも考えにくいです。

地方の短〜マイルくらいで細々と稼げればというところでしょうか。



24-002 アパパネの24 牡

母父 キングカメハメハ
母成績 GⅠ5勝 ☆牝馬三冠
生産 安平 ノーザンファーム

2頭目にもうやってきてしまいました。
間違いなくマカヒキ産駒で最も注目されている仔でしょう。

母は説明不要の三冠牝馬アパパネ。
オーナーは当然金子真人HDです。

アパパネには繁殖入りからずっとディープインパクトを、ディープの死後は同血の兄ブラックタイドを配合していた金子オーナーでしたが、ディープ後継の自己所有馬であるマカヒキの種牡馬入りで、満を持しての交配となりました。

マカヒキ、アパパネともに母父父がDeputy Ministerのため、4×4のクロスが発生していますが、アパパネの芝馬出す力が強いのでダート一本向きの馬にはならなさそうです。

現役の実績はもちろん、繁殖としても非常にレベルの高いアパパネ。
筆頭はアカイトリノムスメ(めす・父ディープインパクト)。
クイーンS優勝、桜花賞4着、オークス2着を経て、秋華賞を優勝し、母娘制覇を達成しました。
怪我で4歳シーズンを走ることなく引退したものの、ソダシ、ユーバーレーベンらとともに世代を彩るGⅠホースとなりました。

長男モクレレ(セ・父ディープインパクト)、次男ジナンボー(牡・ディープインパクト)もそれぞれ4勝を記録。
ジナンボーは2年連続の新潟記念2着など重賞でも活躍しました。

現役ではラインベック(セ・父ディープインパクト)が5勝を挙げマイル路線で奮闘中。昨年の関屋記念で3着の好走も見せました。

バードウォッチャー、アスパルディーコ(ともに父ブラックタイド)も中央勝利を挙げており、産駒6頭全て勝ち上がり。
自身の高い能力を確実に伝えています。

マカヒキとの子も3歳芝中距離〜クラシックで活躍できる強い馬になることを願います。
名前はマヌオクーとかになりますかね。



24-003 アララトの24 牡

母父ドゥラメンテ
母成績 中央・地方とも未勝利
生産 新ひだか 本桐牧場

母は岡田総帥がセレクションセールで落札し、新馬6着を記録したものの、その後大敗が続いてサラオクで地方移籍。
門別では入着こそ果たすものの勝つまではいかず、3歳夏に引退。
健康面では優れていた馬だそうで、ドゥラメンテ肌として繁殖としての期待もそれなりにありそうです。

本馬は2番仔で、昨年生まれた1番仔はヘンリーバローズ。
ともにディープ後継で、同じサンデーの3×4×4、Lyphardの5×5が組まれています。
母母父バブルガムフェロー(父サンデーサイレンス、母父Lyphard)とのクロスを意識してディープ系付けてるんですかね。

祖母シャインエフォート、曽祖母ウエスタンバスターともに中央3勝を挙げていますが、全体的に中央勝ち馬は少ないファミリー。
めぼしいところでは祖母のいとこに交流重賞3勝のディバインシルバーがいるくらいでしょうか。
血統自体は豪華な名前がそこそこ並んでいますが、突然活躍馬が出るかと言われると微妙なところ。
母の健康さと父の息の長さが上手く出て地方で細く長くやってくれればといったところでしょうか。







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