ヨロスーのノルマンディー日記 #002 オータムセールとフクム来日
Tag! ヨロスーです。
16日、17日の2日にわたってオータムセールが行われました。
ノルマンディーは各日2頭ずつ、計4頭を落札。
詳しくはまた正式募集が来てから書きたいと思いますが、簡単に見ておきましょう。
セールNo.184 ティアランドールの22 牡
父ゴールドドリーム 母父Action This Day
落札価格 550万円
自社レックススタッド種牡馬でしかも初年度産駒ながら、一次募集では1頭しかいなかったゴールドドリーム。補強が入りました。
叔父に2005年京王杯2歳S勝ち馬でその後も短距離で活躍したアポロドルチェがいます。
かなりガッシリしてそうです。
募集額も一口2万台におさまりそう?
格安枠としては面白そうです。
母父Action This DayはBCジュヴェナイル勝ち馬ですが、日本では超激レアの血で、母父に持つのはティアランドールの産駒のみ。
セールNo.206 サウスグローリーの22 牡
父パイロ 母父サウスヴィグラス
落札価格 1045万
こちらはわかりやすくザ・ダート。
見た目は相当良さそうに見えますが、牝系図はだいぶスカスカ。
全兄が地方とはいえデビュー勝ちしてるのがせめてもの救いでしょうか。
募集価格は4万台でしょうか、それだけのリスクが取れる存在なのか、今後に注目です。
セールNo.281 ブルーロゼットの22 牡
父アドミラブル 母父キングズベスト
落札価格 231万円
なかなか不思議な血統の子。とにかくお安い。
これなら募集も2万切ったりしますかね?
6月生まれなのもネックですが、安いの一言で全て吹き飛ばせますね。
セールNo.288 マダムストーリーの22 牡
父レイデオロ 母父ストリートセンス
落札価格 550万円
母母がマダムチェロキー、つまり本馬はホッコータルマエの甥にあたる血統。
当然キングカメハメハ系は合うでしょう。
牧雄様はレイデオロ産駒に懐疑的でしたが、ここで導入しましたね。
値段の割にロマンを求められるいい買い物だと思います。
そして今日はもうひとつニュースが。
今年のキングジョージやコロネーションCを制し、ドバイシーマではイクイノックス、凱旋門賞ではスルーセブンシーズと対戦したフクム(Hukum)がダーレー・ジャパンにて種牡馬入りすると発表されました。
GⅠ2勝を含む重賞8勝という戦歴もさることながら、あのBaaeedの全兄という血統で注目されるフクム。
父Sea The Stars、母父Kingmamboというスタミナ、スピード両面の良さを持ち合わせています。
フクム自身はBaaeedよりも父の面が出たのか、高速馬場は少し苦手で、ヨーロッパらしいパワーとスタミナの問われるレースを得意としていました。
日本だとよりスピードの面を引き出すことが重要となるでしょう。
Kingmamboがあるので、ここを強く引き出せばスピード色を出せるでしょうか。
日本競馬界はご存知のようKingmambo系の大種牡馬キングカメハメハがおり、既にドゥラメンテ、ロードカナロア、ルーラーシップといった後継種牡馬も大活躍しています。
ロードカナロアやルーラーシップは既に繁殖入りしている牝馬もそれなりにおり、彼女らを配合すれば簡単にKingmamboの4×3が作れます。
あれ?そういえば私もノルマンディーでルーラーシップの牝馬に出資していましたね…
シャルトタークちゃん良いんじゃない?????
(※まだ繁殖入りしていません)