第1回岡田スタッドのマカヒキ産駒チェック!! /#020 ヨロスーのノルマンディー日記
Tag! ヨロスーです。
11月29日、公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル様のホームページ上で、今年の種付情報が更新されました。
各種牡馬の種付頭数自体はここ2ヶ月で公開されていましたが、どの繁殖牝馬に付けたか、というのはごく一部公言されている部分しか判明していませんでした。
さて、2023年に種付デビューした新種牡馬の中で最も注目株といえば。
そう、マカヒキですね。
昨年9歳で現役を引退し、レックススタッドにて種牡馬生活を始めたマカヒキ。
ディープインパクト後継のダービー馬がなんと50万で種付できるという異例すぎる破格の待遇。
コントレイルやキズナといった強大なディープ系ライバルがいながらも初年度104頭の牝馬を集めることに成功しました。
そしてレックススタッドといえば、我らがノルマンディークラブを率いる岡田牧雄一族が運営しているスタリオン。
ノルマンディーを支えた種牡馬であるマツリダゴッホやスクリーンヒーローをはじめ、募集される馬も当然ここで種付をされているケースが多く、2年後にはマカヒキ産駒が募集ラインナップに並ぶことでしょう。
そのラインナップ候補となる、マカヒキを種付した岡田スタッドの繁殖牝馬をいち早くチェックしていきます。
ハナザカリ
産駒誕生予定日 5月13日
父ルーラーシップ 母父スペシャルウィーク
現役時の実績 1勝クラス(当時500下)勝ち
最初のお相手はハナザカリ。
ノルマンディーファーム名義でセールにて購入されましたが、岡田将一名義で門別にてデビュー。
JRA認定戦となるデビュー戦で勝利、その後門別で5走し、3歳になるタイミングで岡田壮史名義に変えて中央入り。
3歳時は11回出走して、最後の最後12月28日に初めて3着に入ると、4歳3月に転入14戦目で念願の中央初勝利。
その後2勝クラスでは掲示板にも入れず引退し、岡田スタッドで繁殖入り。
最初の2年はミッキーグローリーを付けていましたが、3年目の今年はマカヒキをつけました。
このハナザカリ、父ルーラーシップ、母父スペシャルウィーク、中央時代の所属が粕谷厩舎と、めちゃくちゃシャルトタークなんですよね。
もしこのハナザカリの24が募集ラインナップに入ったら、個人的にだいぶ魅力的に映るかもしれません。
バウンシーダンス
産駒誕生予定日 5月18日
父 No Nay Never 母父Medicean
現役時の実績 8戦0勝 2着1回
現役時は岡田牧雄名義の外国産馬。
新馬戦で2着を記録したものの、その後は5着がやっとで、未勝利卒業できず引退。
血統が血統なので、元々繁殖メインだったのかもしれませんね。
海外でも非常に人気の種牡馬No Nay Never。
日本でもユニコーンライオンがお馴染みなほか、海外セールでも産駒が3億円超えを叩き出すなど、とにかく評価の高い血です。
Storm Catとの相性がいいと言われるディープ系ですが、さすがにここまで離れるとどうなるんでしょうね。
バウンシーダンスの24の5代血統表にはStorm Cat載らないんですよねもう。
ちなみに完全に余談ですが、彼女のキャリア2戦目の未勝利で勝利したのはグレナディアガーズ。この次戦で朝日杯FSを勝つことになります。
以上の2頭が岡田スタッドのマカヒキ種付牝馬になります。
少なくない…?
一応確認しておこうと思って同じレックスのディープ産駒のミッキーグローリーも見ましたが、岡田スタッド10頭いました。逆だろ。
自家生産馬とはいえ、岡田スタッドがミッキーグローリー大好きすぎてやばいです。
以上です。