シャニアニの試写会に行って来た
先日、シャニアニの関係者試写会があったんですけど。
今回それに招待されたので行ってきました。
許してクレメンスーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
はじめに
・本文は『関係者試写会』というものに行ってきた筆者の関係者試写会の感想です。
・シャニアニ本編の内容については言及していません。
・そして声優さんとは誓ッッッッッッッて会話していません。
この発言、マジで両腕かけていい。
特に三番目。これに関しては魂(タマ)だってかけていい。
感想
先に感想だけ言っておくとシャニアニ、間違いないです。
俺からの感想はひとまずこれだけ。これ以上これ以下は無い。とにかく間違いない。絶対大丈夫。心配すんな。胸張って行って来い。バンダイナムコは今日もお前を見守っているぞ。
試写会の感想
というわけで試写会の感想になります。今回行って来たのはシャニアニの2章(5〜8話)にあたる回です。先月あたりに1章も招待されたので恐山さんと行ってきました。
重要なのは俺が招待されたんじゃなくて、オモコロ(俺が所属させてもらってるwebメディア)の編集部に招待が届いてその枠を俺に譲ってもらったということです。でっか♡好待遇♡(CV:山田じぇみ子)
1章の時は試写会終了後、会場を後にしながら例のピカチュウみたいにトボトボ歩いて「……これあと50日間くらい内容喋っちゃいけないらしいッス」ってぼやいたりした。50日、あまりにも長すぎる。早く劇場でお前ら抱きしめたい。
本編に登場した印象的なフレーズをTwitterで検索しても当然ヒット件数は0で横たわったニワトリの画像が表示された時はスタージュンにこっち見られたトリコとココの画像と全く同じ表情になったりもした。お前、料理人か。
要するに今回もそれと同じことを行うという訳なんですけど。
恐山さん、今回来ないらしいです。
おい。
なんでだよ。
肩に乗ってるミニ恐山に聞いてみるか。
おーい。
ミニ恐山「リョコウニイッテクルザンヨ!!!」
だそうです。てなわけで今回の試写会は俺1人で行くことになりました。いくらなんでもアウェーがすぎる。
試写会の会場について受付のでじこに名を名乗ったら「〇〇列目の席でしたらどこでも大丈夫だにょ」とのことだったのでいそいそとその列に向かった。いいですね。多分関係者によって列が決まっているんでしょう。これなら「じゃあオレ声優さんの隣の席に座っちゃうザカよ〜!!!」とかほざいてる不届き者も排除することが可能です。ナイスシステム。
俺の列、誰もいなかった。
待ってくれ。マジ誰もいないじゃん。
前方の列はしばらくするとスーツを着た人達が何人かやって来てノートパソコンを器用に動かしてソリティアしてた。後からやって来たスーツの人も同じ列に座って「お疲れッス」って手を挙げてレオリオと同じ挨拶したのちマインスイーパーしてた。対して俺の席には誰一人として座って来ない。
そうか、この人達が『関係者』なのか。そもそも『関係者試写会』って『関係者』の『試写会』だかんな。
念のため言っておくけど俺は関係者じゃないです。万が一にもクレしん映画の芸人枠みたいなのがシャニアニにあるとしてもそれは断じて俺じゃない。それより俺の座ってる列って何用の列なんだ? そもそもなんで俺はここにいるんだ? 狂ったPRの一環か?
だとしてももっと配信者とかVTuberの人とか呼んだ方が絶対いいに決まってる。にじさんじとかホロライブの人が「試写会行って来たゾ」って話した方が絶対みんな興味持つって。マジで試写会の記録がこのインターネットの隅っこの方で書かれた文章だけになっちゃうよ???
上映開始十分前、程なくして声優の人達が入場して来た。
「こんにちはーーーーー!!!」
声良ッッッッッッッ。
試写室のうすぼんやりとした灯りの中でほとんどシルエットしか見えなかったけど遠目で見ても判る。全員『強い』。マジで覇気が違う。1人で「つェ……」って声漏らしちゃったし。
声優の人達もスーツの人達と挨拶してた。そっかそうだよな。双方とも関係者だもんな。じゃあこっちはどうすりゃいいんだ。この時はマジでどの方向を向けば怪しまれないかだけひたすら考えていた。スマホは既に電源をオフにしたから触れないし。マジで何すればいいんだ。
……思い出した。これ、シャニマス始めた日と全く同じビジョンだ。
今でも覚えている。2018年4月24日、高2の春。5限が自習になって教室がどんちゃん騒ぎになってる最中、教室の隅でマジで何すればいいか分からなかった時に適当に開いたTwitterのトレンドに上がってたブラウザゲームをダウンロードしたんだった。その結果がこれか。時代は繰り返す。人生アツすぎる。俺は持ってきてたラノベ読むぜ。
それからさらに数分後、試写室のドアが閉められた。これで全員揃ったらしい。
そしてこちらが現在の試写室の状態です。
モニター
関係者関係者関係者関係者関係者
関係者関係者関係者関係者関係者
声優 声優 声優
関係者関係者関係者関係者関係者
関係者関係者関係者関係者関係者
空席空席空席 俺 空席空席空席
空席空席空席空席空席空席空席空
嘘だろ。
……え?どした? バンダイナムコ? いいんだな? マジで。マジでこのメンバーで行くんだな???
映像はじまって前回のあらすじがちょっとだけ流れたけどギリギリ動揺の方が勝った。こんなイカれた軍人将棋があってたまるかよ。
多分オモコロに招待券が届いたってのは嘘だったのかも知れん。恐らくバンダイナムコのトップにはイム様みたいな奴が君臨していて『この世の全て』に飽きたそいつは全国のプロデューサー達の中から1人無作為に選んだそいつをこの場所に投げ込んでそいつのリアクションを監視カメラでモニタリングしながら頭蓋骨をひっくり返した器にバカ高ェ酒をブチ撒けて8割くらい床に溢しながらガブ飲みしたのちその人骨を後ろの方に放り投げてるに違いない。
そして今回その選抜に選ばれたのが偶然俺だっただけでこの文章を読んでいる円香Pのお前だった可能性も十分にあるわけだ。だから頼む。その漆黒のデザートイーグルを下げてくれる訳にはいかないか。俺達は奴らに戦わされているだけなんだ。
本編始まった。
ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?!?!?!?!?!?!?!?!?
う、嬉しすぎる……アニメ4話分ずーーーーーっと嬉しい。ミリアニ見た人は判ると思うけどあの「え!? これあと3セット楽しんでいいんスか!?」のブーストも含めて嬉しい状態がずーーーーーっと続く……
…….ただし、それと同時に「今日お前が見たものはこれから50日間絶対黙っとけよ」という殺意をアイドル達が動く度に背負わされている、事実。
一瞬、画面が暗転した際のモニターに映った俺の背後にバカデカいデスサイズを背負った何かが見えた気がした。刃の部分が妙に閃ってたからガンダムデスサイズヘルだったかも知れん。
とにかく前回はまだ恐山さんとギリギリ感想が言い合えたから良かったよ。でも今回ばかりは本当にそうはいかないんだからな。
キメラアントの連中が急に「シャニマス、というコンテンツの最新情報が欲しい」という命令をメルエムから下されたらどうするよ。真っ先にバケモノ共が俺の自宅に飛んでくる。そしたら後は俺の脳髄をネフェルピトーがブッ刺した棒でグチャグチャにされているシーンをカットしたコマがリプライ欄に貼られてそれをまた他の奴が保存して貼ってを繰り返して最終的にガビガビの解像度のクソコラグランプリが裏インターネットで開催されるに決まってる。多分裏インターネット地獄で処される中で一二を争う刑罰だろ。
そうこうしてたら上映終わった……めーっちゃめちゃ良かった……
「正味、3Dじゃん」って思ってる奴もいるかも知れん。俺だって白状すれば実際そういう気持ちも持ってたよ。
ただ俺たちは『けものフレンズ』をまだ見てないあの時も同じ事言ってたよな。
時代は繰り返す。要はそういうこった。
上映後、なんとしてでも試写会に行った証拠の画像を用意するために入り口のポスターの写真をスタッフさんの了承を得たのち一枚撮ってきました。ちゃんと壁の色もTwitterの公式がツイートしてる奴と同じだし、天井の模様もトラバーチン模様だろ。なァ!?
この写真、最初に貼った写真と同じものなんですけど、この時どれだけ動揺してたかを聞いて欲しい。ライターの処世術として「画像はなるべく横画面で撮る」というものがあってこれは縦画面だとスマホとかで表示した時に文章が長く途切れちゃって内容があまり入ってこない場合があると言ったデメリットがあるからです。
このワザップは本当にメリットがデカいので基本的にスマホは横にして写真を撮るように心がけているんですけどこの時は本当にそんな事考えてる暇なかったからな。
…….というわけで、会場を後にしようとした寸前にムキムキのスタッフ15人に捕まって連行された薄暗い医療室で脳内にマイクロチップ埋め込まれたこと以外は全てが最高のシャニアニ試写会でした。
「余計なこと口外したら『作動』するからな。早く行け」って言ってたけど、この情報ダークウェブに晒されちゃうんだよな〜(お前のIP抜いたゾ)
余談
そんなことがあった帰り道にコンビニに寄ったらあの川尻浩作が破格で販売されてたので即買いしました。
そんなことがあった帰り道にこいつとだけはエンカウントしちゃあいかんでしょうに。センゴクさぁ〜ん?(無論だ)
というわけで現在部屋に飾ってます。全体的に白くて黒い部屋なので、彼、なんだか絶妙にマッチしてますね。これがディアボロとかだったら完全に浮いてたかんな。
彼に監視してもらってる限り、「喋ったら爆殺」のゲッシュはどうにか50日間耐えられそうです。何より説得力が違う。
というわけで本文は以上になります。シャニアニ第1章は今月の27日、金曜日から上映開始。劇場で見かけたら、声をかけてくれよな! OK?
バンダイナムコは今日もお前を見守っているぞ。