「千歳鶴」で知られる日本清酒さんをお招きして、第18回「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」を開催しました!
日本各地の名だたる酒造メーカーさんをお招きし、おいしさへのこだわりをお聞きしつつ、自慢の銘柄を養老乃瀧のお料理とペアリングして楽しんでいただく「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」。今回は、10月18日水曜日に行った会の模様をレポートします。
札幌市にある唯一の酒蔵
今回お招きしたのは日本清酒株式会社さん。人気銘柄「千歳鶴」で知られる、北海道札幌市で明治5年に創業された酒蔵さんです。
日本清酒さんについて、詳しくはこちらをごらんください。
今回は取締役の桑原昌幸さん、営業部部長の清野将規さんがお越しくださりました。
日本清酒は札幌市内にある唯一の酒蔵。北海道開拓初期の明治5年創業で、今年151年目になります。石川県から来た柴田與次右衛門が造り酒屋「柴田酒造店」を開店。開拓者に向け、札幌の真ん中でにごり酒を造ったのが始まりだそうです。
今回は人気の「千歳鶴」を5銘柄、持参いただきました。
「私どもの自慢の一つは水です。札幌に流れる豊平川の伏流水を使っているのですが、札幌の地下水は水量が豊富で鉄分が極端に少なく、醸造水に適しています。そしてもう一つの自慢が醸造技術の高さ。私どもは吟醸酒に定評がありますが、『千歳鶴』を造って現在の基礎を築いた人物が、津村弥という新潟出身の越後杜氏。1972年に杜氏となり、全国新酒鑑評会で14回連続で金賞を受賞。1998年に杜氏として初めて『現代の名工』に選ばれています」
津村さんが築いた基礎を継承しているのが現在の杜氏・市澤智子さん。北海道初の女性杜氏として、継承した高い醸造技術に新しいエッセンスを加えたお酒を造っています。
「2022年の暮れに新醸造棟を建て替え、新たな酒蔵を新設しました。今回お持ちした『きたしずく』と『吟風』は、市澤杜氏が新しい酒蔵で最初に造った千歳鶴ブランドの新しいお酒。道産米のきたしずくと吟風を使っています。それに対し、他の3本は津村杜氏による定番品です。千歳鶴の今と昔をぜひ、飲み比べていただけたらと思います」
今回持参いただいた銘柄と、ペアリングしたおつまみは?
今回持参いただいた「千歳鶴」5銘柄と、ペアリングしたおつまみをご紹介しましょう。
①初仕込み純米吟醸「きたしずく」
②初仕込み純米「吟風」
③純米大吟醸
④吟醸 蔵
⑤本醸造 なまら超辛
この日の模様は「日本酒チャンネル by養老乃瀧」にもアップされています。
「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」今後の予定
養老乃瀧ではさまざまな酒造メーカーさんをお招きし、日本酒のおいしさの秘密に迫るイベント『養老乃瀧で日本酒を楽しむ会』を定期開催しています。
2023年の開催も残り1回となりました!
次回は毎年恒例、新潟県の白瀧酒造さんをお招きする会となります!
皆様、ふるってご参加下さい!
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では、また!