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「創業84年を経ても変わらないもの」とは?【代表よもやま話⑩】
いらっしゃいませ!
養老乃瀧株式会社代表・矢満田敏之(やまだ・としゆき)のコラム。久しぶりの更新となった第10回のテーマは「企業理念」。
ぜひ、最後まで読んでみてください!
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■世の中の変化に対応する
当社は1938年、長野県松本市で創業しました。
創業当初から飲食店を営んでいたわけですが、昔の営業のあり方を現在と比べると、内容がずいぶん変わってきているように思います。世の中の変化に応じて、飲食店としての営業のあり方も変化させていくことが必要です。
当社の居酒屋ブランドは、昔は「養老乃瀧」しかありませんでした。
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でも現在は「だんまや水産」と「一軒め酒場」、そして昨年から「韓激」という韓国料理店が加わり、現在は計4ブランドを展開しています。
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扱う商品も昔は「焼き鳥」「煮込み」「お新香」などがメインでした。でも現在はずいぶんと幅広く、バラエティに富んだものになっています。
■時代を経ても変わらない理念
そんな風に変化の激しい居酒屋業界ですが、当社には、創業84年を経ても変わらないものもあります。
それが「理念」です。
現在掲げている企業理念は、2018年に新しくしたものです。
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創業以来、さまざまな先達方が「当社はこうあるべし」という言葉を数多く残してくれました。これらは長年受け継がれてきたものですが、時代とともに従業員から「言葉使いや言い回しがわかりにくい」と言われることが多くなってきました。
一人ひとりが言葉の意味を深く理解していなければ、そもそも理念としての価値がありません。そこで、創業当時からの考え方をそのまま引き継ぎつつ、言葉使いや表現をわかりやすいものに置き換え、再編集しました。
これが、現在の企業理念です。
■行動指針をカードにして配布
当社の企業理念は、次の4つのパートから構成されています。上から「ミッション」「バリュー」「ビジョン」そして「行動指針」です。
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中でも行動指針は「身のまわりの人々」「商品や店舗」「健康」「勤労」「学習」「諦めない気持ち」「誠実さ」「あたたかさ」「笑顔」の9項目。
理念を遂行していく上でも、これらの内容を自分の行動に反映させることが大切です。
日常生活で意識すべきことがほとんどであるため、いつでも見返しができるよう、カードとして配布しています。
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例えば、「3つの健康」という考え方があります。
一般的に健康といえば「身体」の健康を指しますが、当社では身体はもちろんのこと、「精神」と「経済」も加えて考えます。
「身体」と「精神」と「経済」。3つの健康それぞれを、どれも欠けることなく向上させてこそ、毎日の生活が豊かになる。そして、仕事にも集中することができる、ということ。
そういった日々の指針が、このカードには記されています。企業理念は、当社のメンバーにとって核となるものです。
■企業理念を大切にしながら、お客様が笑顔になれる日常の場をつくりたい
そして、この企業理念とともに掲げたコーポレート・スローガンが「笑顔が集う場所へ」という言葉です。
長期化するコロナ禍の中で、人と人とのリアルなコミュニケーションの機会が減ってしまったことを痛感させられます。このような時代だからこそ、お客様が笑顔になれる日常の場をつくりたいと考えています。
企業理念を大切にしながら、これからも「笑顔が集う場所」を創っていきます。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
(終わり)