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#31 いよいよ工事請負契約へ
3月頭の八ヶ岳での現地打合せを経て図面の最終調整に入りました。目指すは3月中の契約です。図面については土壇場で以下の変更を行いました。
無垢フローリング材の変更…希望していたチーク材が最終見積のためメーカーに問い合わせたところ販売終了となってしまっていました‥。これまで必死にチーク材と色合わせをして面材を選んできたのですが、全て水泡に帰してしまったことになります。しかたなく、二番手のホワイトオーク150mm幅で進めることに。こちらは比較的大人しい表情なので急遽キッチン面材でインパクトを付けることになりました。
サッシの変更…高所用すべり出し窓の網戸が固定式になることに気づいたので、網戸を仕舞える横すべり出し窓に変更。コスト減にもなりました。
キッチン幅の拡張…もともとキッチン床タイルとフローリングの見切り位置で悩んでいたのですが、キッチンを2574→2724サイズにすると丸く収まることに気づき、更に増加コストも実質数万円だったので変更することにしました。
クローゼット幅の調整および扉数変更…将来別荘を貸し出す時のゲスト用とプライベート利用を両立すべく部分的にクローゼットを鍵付きとして対応しました
電気図にいたっては、実際に暮らすイメージを膨らませて毎晩のようにシミュレーションしながら修正を重ねてきました。3月上旬にサイズ感の似ているコテージに泊まってベッドルームの照明を確認できたことは大いにメリットがありました。
図面ばかり見ていると徐々にサイズ感や距離感についてリアルからズレが生じてくるものなんですね。脳内シミュレーションもほどほどにしなくてはいけません。
おかげで不要な照明を削ることができました。なお、僕らが当初から照明に関して細かい注文を付けすぎていたからなのか、最終的に工務店側から全照明器具について施主支給の提案がありました(笑)
工務店での荷受けと検品のため一定の割合の手数料が発生しますが、それを考慮しても楽天などに出品している業者から買うほうが圧倒的に安いので助かりました。
そんなこんなであっという間に3月も過ぎ去ってゆき、なんとか3月の最終週に最終見積書の完成まで漕ぎ着け、晴れて工事請負契約書の締結に至ったのでした。各メーカーから予告されていた4月の値上げラッシュ前に無事発注できるようになり、まさしく滑り込みゴールを決めたのでした。
当初は希望予算と想定坪単価から弾き出した72平米のラフスケッチから始まったセカンドハウス計画でしたが、土地購入から約11ヶ月、最終的に建築面積113平米、床面積91平米の平屋建て建築でのスタートと相成りました。2023年4月着工、同年11月上旬引き渡し予定です。
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