ミュンヘンの大家さん
一般的にミュンヘンの大家さんは、ケチで無慈悲で、ひどい人が多いらしい。需要が供給を大幅に上回っているのでいた仕方ないのかもしれないが、固定資産税を払わされるとか、家賃を10%以上値上げするとかは序の口らしい。
私は、大家の家の2階に住んでいる。玄関は共有だけど、階段登ったところにドアがあって、私のスペースには彼は入ってこれない。私は自由に彼のスペースに侵入可能。侵入する気はサラサラないけど、私の猫は日常的に彼のスペースを徘徊している。おじいさんは暇があるので、構ってくれるらしい。
私は何故か大家にたいそう気に入られている。まるで孫娘かのように扱われる。ゴミ出しもやってくれるし、最近3倍くらいに跳ね上がっている光熱費も払ってくれる。節約のため、ドイツ人はあまりシャワーを浴びないと言われているけれど、私は夜お風呂に入って、朝はシャワー。まだ苦情を言われたことはない。
なんなら、家を空ける時は、猫を預かってくれるし、空港までの送り迎えも車でしてくれる。その時の駐車場代も彼持ち。
リタイヤして賃貸アパート5件も持ってて金と時間に余裕があるの知ってるから、いつもお言葉に甘えさせてもらってる状態。
先週も、「たまに暑い日があるから扇風機でも買おうかな〜」って話したら、「天井にファン付けようか?」って事で今日はこれから大家の経費で取付け工事。
週末に暑くなりそうなので、グッドタイミング!
金額の問題ではなく、共感していただいたという意思表示がありがたいです。