作品をお迎えしてくれたカフェを訪ねる
売れた作品。その先を知ることはない
「どこかで元気にしていればいいな」そんな親ごころ感覚。私の場合アートは一瞬でも楽しんでもらえれば「それでいい」とも思っているが、ちょっとは気になるもの。でも誰かの手に渡れば、その先を知る機会はまずない。それが普通…ですよね?
今回は、それが偶然と運命によって、作品との再会が叶ったお話をします。
1年越しに作品と会う
元をたどれば、2023年のイラスト個展でお客様から「この絵を、カフェをしている知人に差し上げたい!」と仰ってくれたのが始まり。そのお店の名は、「Caffe Nil」さん。今年5月で7周年🌟行徳駅から5分ほどにある、赤いロゴが印象的なイタリアン・カフェ。素敵な店長さんとスタッフさん、お店のロゴにマッチする黒基調の素敵な壁画がお迎えしてくれました。
そして、すぐさま店長さんとお話も。こんなスムースにご挨拶できたのは、友人はっぴさんの手助けもあったから。当時行徳在住だったためこのカフェを知っており、しかもコーヒー好きな私に「差し入れに💓」とCaffe Nilさんの「行徳ブレンド」を頂きました。私のことまで事前にお話くださって本当に感謝です😹🙏
肌寒くなった秋でも日差し暖かなテラス、開放感があるカフェ。積もる話をしながら、心地よくていつまでもいられそう。。
さらに、お買い上げ頂いたお客様と会う
再会したのは、作品だけで終わらず。まさかのご購入いただいたお客様まで再会しました!👀店長松田さんの粋なお計らいで、近くにお住まいだったお客様に即座にご連絡。わざわざ足を運んでいただいたのです。記念撮影までして頂きました。(プライベートのため割愛します)
いや、こんなことあります…???驚
私ごとながら、ちょっと大ごとになったぞーと若干テンパったけど、とても嬉しいサプライズ!感謝の気持ちでめ一杯wな1日でした。Kさん。店長松田さん。Caffe Nilスタッフの皆さん、その節は本当にありがとうございました。どうぞ、良い年をお迎えください。Caffe Nilが益々繁盛なさいますようお祈りしています。
そして、いつかお目に叶う作品がありましたら、どうぞお呼びください。
行徳まで、お届け伺います!
気になるスイーツが実は目白押しでした。おすすめを聞いて、秋らしくオータムブレンドとパンプキンタルトに。コーヒー豆専門店さんのCaffe Nilさん。私も自宅で淹れたくて、お土産にエチオピア(浅煎り)、タンザニア(深煎り)両方買って帰りました。母のおやつタイムにハンドドリップしてあげると「お店にいるみたいでいい香り」と、たいそう喜んでくれました。
常に新作スイーツがあるようですよ。お店の入り口には、地元アーティストさんの販売スペースも。アーティストを全面に応援してくれている姿勢も素敵です。
ぜひお近くの方は、お立ち寄りください☕️✨
作品と再会して思ったこと
KさんのCaffe Nilさんへの想い、そして常にお客様を大事にされている松田さん。Atelier Oliveさん、きっかけを作って頂いたはっぴさんも。私の小さな作品が橋渡しとなり、ここまで繋がった景色を見られて幸せでした。
自分の作品を通じて、人との繋がりの大事さをひしひし感じます。自分の作品を微力ととらえがちでしたが、もっと自分の作品と向きあい、誰かの力になりたい想いになりました。
コーヒー1杯、作品1点
来年の個展に向けて
昨年旅立った家族(父や猫たち)の想いを胸にここまで前進して…。リノベーション→断捨離→引っ越し→実家じまい。+10月の吉祥寺ねこ祭りも終えて、ようやく始動ですが、リノベーションももう少しで完了。リスタート、本格的に頑張ります。
イラスト個展「猫とコーヒー展2025」まで あと少し
2025年4月2日(水)〜7日(月)まで
東京・吉祥寺 錆猫ギャラリー 12時〜18時まで(予定)
「気楽に眺めてほしい」が1番ですが、コーヒー1杯淹れるにも大切な、貴重な時間がかかっています。(リスペクトを込めて)そこに見合うような作品を作っていければいいな〜と思います。私らしい要素を捨てずに。
自分らしさを加えて削って、出しての繰り返しです。(時間の大事さが身に染みるなぁ)来年は、より進化してお届けしたいと思います。ぜひお越しくださいませ。
おたよりこ イラストレーター・漫画家(HN:yoritomo)
猫派。コーヒー派。「猫とコーヒー」をモチーフにイラスト個展制作中。吉祥寺ねこ祭りでゆるい猫風味な似顔絵=「ゆる猫似顔絵」描いています。minne、SUZURIでは、期間限定グッズなど展開。