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パートナー選ぶ深層心理①〜浮気されてしまう〜

トレーナーの岩瀬です。
あなたには今、恋人や婚約者などパートナーとなる存在の人はいますか?

そんな自分のパートナーとなる人は、実は自分の抑圧している深層心理を当たり前に投影しています。
しかも、それが自分だけでなく相手は相手でこちらに対して抑圧した深層心理が投影されているんです。
(深層心理については下記コラムをご参照ください)

今回は「いつも浮気する相手とばかり付き合ってしまう」という人のあるあるな深層心理についてお話しします。

あなた自身が、もしくはあなたの周りにそのような人はいませんか?
もし身近に心当たりがなくても、そんな話を聞いたことはあるかと思います。

このような場合のよくある例は、、、

・父が浮気をしていたからお母さんは可哀想だった。当時は離婚すればいいのにって思ってた。だけど、私にはすごく優しく大切にしてくれていたから大好き

みたいな感じのエピソードをよく聞きます。
そして、この父に対して思っている感情が表層心理です。

深層心理はこの逆向きの感情を抑圧しているパターンが多いです。
つまり、大好きと言っている反面の大嫌いというのを思わないように感情に蓋をします。

・こんなに優しくしてくれる父を嫌いだなんて思っちゃいけない。
・お母さんは我慢しているのに私が嫌いなんて思ったらいけない
・本当は優しくなくて、クソ野郎って思ってたけど好きって言っとかないと自分が保てない
 などといったように抑圧しています。

そうすると、パートナーに父と似たような人を選び、その逆向きの感情を叶えようとするのです。

・浮気するような父なんて別れればいいのにと思っていたから、父のように浮気するような相手を選んで別れる繰り返す。
・お母さんの代わりに自分が離婚する

自分の深層心理を知らないと、こんなことは当たり前に繰り返しています。
出会った人に対して感じる根拠のない「なんか良いな」には自分で思っている以上の精度があります。

あくまで今回はわかりやすくするために「浮気」を例に挙げましたが、実際は誰しもが自分の親や兄弟姉妹、祖父母などの誰かに対して抑圧している思いを無自覚にパートナーに投影しています。
仮に良好な関係のパートナーだったとしても、例外を私は知りません。

そして、冒頭にも少し触れましたが、浮気する相手も相手でこちらに対して抑圧した思いを投影しているのです。

浮気する側の深層心理の例は、、、

・お母さんが仕事していて忙しかったから自分のことを見てくれなくて自分には興味がないんだと思ってた。あんまり構ってくれないお母さんは嫌いだった(表層心理)

このような場合に深層心理ではその逆向きの好きを抑圧していて、、、

お母さんにどうやったら気を引けるかを常に考えていたがうまくいかない。お母さんがパートナーに選んだ父の真似をする。
→父は浮気をしていてバレた時はお母さんが泣いていたけど、しばらくしてその後は仲良さそうに接していた。
→幼少期にお母さんから承認欲求が満たされていないので家庭外で自分のことを必要としてくれる人を求めている

など、これ以外にもいろいろなパターンはありますが、例のように双方の親が浮気をしていたりするケースが多いです。

事実だけ見たら、【浮気する/される同盟】とさえとれるように、お互いの過去が投影されて、絶妙にマッチングしています。

そんなのたまたまじゃないか?
自分たちは知人の紹介で出会った。アプリで出会った。もともと友達だった。などいろいろな声が聞こえてきそうですが結果はどれも同じです。

どんなにたまたまと思える出会いでも、見事にお互いの深層心理がマッチングしてパートナーになっています。

ここまでの内容を読んで、自分の深層心理にこのような歪んだ思いがあったら上手くいかないんじゃないか?
と、もしかしたら不安にさせてしまったかもしれません。

しかし、お互いが深層心理を理解しあっていると、お互いのどんなんところに気をつけて接すれば良いのかがわかります。
お互いが意識して、違う方法を選択できたら良い関係で過ごし続けられる未来が想像できるのではないでしょうか?

今後占いのようにパートナー同士の深層心理を理解するようなこともやっていきたいなと模索中です。
乞うご期待!!

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お読みいただきありがとうございました。


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